オニール監督の引退からの劇的な復帰は、おとぎ話のような結末を迎えた。最終節でセルティックはハーツを3-1で下し、優勝してスコットランドの頂点に返り咲いた。しかし、ファンがトロフィー授与式の余韻に浸る中でも、オニール監督の去就は依然として不透明だ。
ピッチでBBCスコットランドの取材に応じた74歳のオニール監督は「年齢的に体力を消耗した」と率直に明かし、続投については「正直、分からない。体への負担は大きい」と語った。
タイトル獲得という「センセーショナル」な出来事にもかかわらず、オニール監督は契約延長や完全移籍の正式な話し合いは行われていないと明かした。このベテラン監督は、シーズン終了のホイッスルが鳴るまで話し合いを先送りすることに満足しているようだ。
「誰からも話はなかったし、期待もしていない。カップ決勝後に時間はある。来週どうなるか見てみよう」
さらに彼はこう付け加えた。「気分が若返ったよ。10月にはキングス・ロードでコーヒーを飲みながら、引退生活を楽しんでいたんだ。セルティック・パークでトロフィーを掲げる日々は、もう完全に終わったものだと思っていた」
監督交代が相次いだ今シーズン、ベテラン指揮官オニールは2度の就任でセルティックをリーグ56度目の優勝に導いた。
10月、ブレンダン・ロジャースの辞任を受け緊急復帰。暫定就任ながら8試合7勝でチームを安定させ、ウィルフリード・ナンシーの正式就任へ橋渡しをした。 連敗で優勝が危ぶまれたため、クラブはフランス人監督を解任。再びパークヘッドを熟知する彼に救いを求めた。
オニール監督は、土曜に迫るダンファームリン・アスレティックとのスコティッシュ・カップ決勝に集中している。勝てば国内2冠を達成する。
土曜の勝利でセルティック・パークでの伝説的地位をさらに強固にした。通算4度目のプレミアシップ制覇となり、3度のスコティッシュ・カップと1度のリーグカップを加え、トロフィーコレクションに新たな栄冠を添えた。