イングランド代表のトーマス・トゥヘル監督は、スター選手の同時起用について持論を展開した。
今年1月からトゥヘル監督体制がスタートしたイングランド。2026年ワールドカップ欧州予選ではグループKで6連勝、18得点無失点と素晴らしい成績を収めており、すでに本大会出場を決めた。しかし、現地の一部識者はそのパフォーマンスについて「退屈」と批判しており、さらに選手起用について様々な意見が上がっている。
特に注目されているのが、主将FWハリー・ケイン、ジュード・ベリンガム、フィル・フォーデンの3選手。ピッチ中央でのプレーを得意とするスター選手たちだが、度々プレーエリアが重なることが指摘されており、3選手の同時起用にはガレス・サウスゲート前監督も苦悩していた。
そしてトゥヘル監督は『TalkSport』の取材に対し、「現状のままでは、この3選手は同時にプレーできない」と明言。選手起用について持論を展開している。
「確かに可能は可能だろうが、今の体制では無理だ。我々が築き上げてきたバランスのためでも、ウインガーのようなそれぞれのポジションにおけるスペシャリストからくるシステムのためでもない。我々は現在、6番、8番、10番、そして9番を採用してプレーしている」
「ベストプレイヤーにポジションを与えてただピッチに立たせるよりも、全員をベストポジションに置いて、競争させる方が良いのではないかと思っている。だからこそ、10番は2人の争い(ベリンガムとモーガン・ロジャース)になっているんだ。彼らは友人だし、友好的な競争になり得る。敵同士になる必要も、憎しみ合う必要もないんだ」
「我々は常にチームにとってのベストを、勝利のためにベストを尽くす。常にバランスを保つためにベストを尽くし、たとえ難しい決断を迫られることになっても、透明性を保ちたい。どんなキャンプでも難しい決断は下すし、これは大会中も変わらないよ」