モロッコサッカー連盟は、2022年ワールドカップ準決勝進出チームが北米での戦いを開始する100日を切ったタイミングで、レグラギ監督の退任を正式に発表した。この決定は、カタール大会で国民的英雄となった同監督が直面していた多大なプレッシャーを受けてのものだ。
安定確保のため、連盟は迅速にワヒビを監督に昇格させた。ワヒビはユースチームで非常に成功した経歴を持ち、特にモロッコU-20代表を2025年U-20ワールドカップ優勝に導いた実績がある。
深夜の記者会見で連盟会長フージ・レクジャアと共に臨んだレグラギは、自身の退任が代表チームの進化を願う思いからだと説明した。歴史的な功績を残した49歳の指揮官は、チームに新たな刺激を与えるため変化が必要だと感じたという。
「チームには新たな顔、異なるエネルギー、そして新監督による新たな視点が必要だ」とレグラギは語った。「ワールドカップ前にチームに新たな活力を、進歩を続けるための新たなビジョンが必要だと考える。私の退任決断は、このチームの進化の一環である」
レグラギ監督は2022年の活躍で永遠に記憶される一方、アフリカネイションズカップでの不振により評価は低下した。今年初めに自国開催の決勝でセネガルに1-0で敗れたことで、彼の現実的な戦術アプローチに対する批判が噴出した。
1975年以来、大陸大会での優勝から遠ざかっている同国では、黄金世代の勢いを活かせなかったことが世論の分裂を招いた。サッカー連盟がここ数週間公式に否定を続けていたにもかかわらず、緊張はついに木曜日の辞任という形で頂点に達した。
ワウビ監督の就任は、ブラジル、ハイチ、スコットランドとの過酷なグループC戦を控えたモロッコにとって試練の始まりとなる。新監督は前体制の守備的規律と、自身がユースチームで培った攻撃的センスを融合させることが期待されている。
アトラス・ライオンズ(モロッコ代表)は今月下旬、3月27日と31日にエクアドル、パラグアイとの注目親善試合で復帰する。過去5試合で敗戦はアフリカネイションズカップ決勝戦のみという好調なチームを引き継ぐワヒ監督だが、国際舞台での結果が強く求められる中での指揮となる。