今季よりバルセロナに加入したU-21スウェーデン代表FWルーニー・バルジの移籍秘話を代理人が明かした。2日、『マルカ』が伝えた。
FCコペンハーゲンから2029年6月末までの契約で加入した19歳のバルジ。コペンハーゲンでは公式戦通算84試合15得点1アシストを記録し、今月27日に行われたジャパンツアーのJ1ヴィッセル神戸戦でバルセロナデビューを果たした。
同選手の代理人を務めるクリスチャン・エミール氏は、『Bold』誌のインタビューで、バルセロナが長年ルーニーに興味を示していたと明かした。なお、エミール氏がバルセロナによる関心を知った当時、バルジは重度の十字靭帯損傷中だったという。
「ほとんどの人が知らないことだがが、2024年5月にルーニーが負傷したとき、私はバルセロナのトレーニング施設を訪れ、クラブを視察していた。ミーティングの最中に、私の電話が鳴り響いたんだ。それはFCコペンハーゲンからの電話で、負傷を知らせる電話だった。部屋は完全に静まり返った。あの若き才能がこのようなケガを負ったことを知るのは、誰にとっても非常につらい瞬間だ」
それでもバルセロナは同選手が重度のケガを負ったにも関わらず、定期的に連絡を取り合っていたという。バルジは憧れのクラブであるバルセロナでプレーしたいという希望を伝え続けていたようだ。
「ルーニーが子どものころにバルセロナのユニフォームを着ている写真を見たことがある人は多いだろう。彼と彼の家族にとって、それはずっと夢だった。いつか彼が現実の世界で青と赤のユニフォームを着る日が来ると、私たちはずっと信じていた」
さらにエミール氏は、バルジに興味を持つ多くのクラブの中で、コペンハーゲンへの移籍金を支払う意思のあるクラブはバルセロナだけだったと説明。同選手には今夏、15のクラブからオファーが提示されていたと明かした。
エミール氏は「代理人として20年近く働いてきたが、これほど多くのクラブが長期のケガから復帰したばかりの選手に関心を寄せたことはいままで聞いたことがない」と、バルジへの期待を語った。