【週末J1まとめ】前節の敗戦を払拭する勝利で鹿島が首位を堅持。名古屋と横浜FMが連勝を飾る ｜ Jリーグ

今節、注目が集まったのはガンバ大阪と鹿島の名門対決だ。前節、鹿島の連勝が7でストップしたこともあり、ここで停滞するのか、それとも再び前進するのかが注目された。

試合は立ち上がり9分にレオ・セアラのゴールで鹿島が先制するも、そこからはビハインドを負ったG大阪が主導権を握る展開に。デニス・ヒュメットや山下諒也、宇佐美貴史が中盤から前線でアクセントとなり、分厚い攻撃を繰り出していった。しかし、後半にあったファン・アラーノと半田陸のチャンスはどちらもポストに阻まれて追いつくことができず。3倍のシュートを放たれたものの、最後まで集中した守備を披露した鹿島が前節の敗戦を払拭する勝利を手にした。

首位が勝ち、2位の柏レイソルが敗れた中、FC東京を相手に川﨑颯太らのゴールで快勝した京都サンガF.C.が2位に浮上。直近3試合勝ち星がなかった浦和はホームで横浜FCと対戦すると、先手を奪われる苦しい展開ながら、後半に中盤のキーマンとなっているサミュエル・グスタフソンの2ゴールで逆転し、暫定ながら3位に順位を上げている。

また、5連勝で調子を上げていたサンフレッチェ広島は、ホームで川崎フロンターレに敗戦。ゲーム終盤に追いつく粘りを見せたが、後半アディショナルタイムに佐々木旭に勝ち越し点を奪われて久々の黒星となった。

中位以下では二つのチームが連勝を飾った。前節、浦和に勝利して少しずつ調子を上げている名古屋は、ホームでアルビレックス新潟と対戦。序盤から相手を押し込んでいく展開となると、前線からのプレスが功を奏して55分に和泉竜司のゴールで先制に成功する。これで勢いに乗り、そこから二つのゴールを奪取。中断期間前に連勝し、順位を14位に上げた。

一方、最下位の横浜FMも連勝を飾った。前節、首位の鹿島を破った横浜FMは敵地でFC町田ゼルビアと対戦すると、前半に遠野大弥が2ゴールを奪う見事なパフォーマンスを披露。後半に1点を加えて3-0で勝利し、今季初の連勝で19位との差を「2」としている。

■J1リーグ第19節 結果

町田 0-3 横浜FM
名古屋 3-0 新潟
福岡 0-0 東京V
柏 1-3 神戸
広島 1-2 川崎F
G大阪 0-1 鹿島
京都 3-0 FC東京
湘南 1-1 岡山
C大阪 4-2 清水
浦和 2-1 横浜FC

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