モナコMFポール・ポグバの状態について、フランスで大きな注目が集まっている。
これまでマンチェスター・ユナイテッドやユヴェントスで活躍し、さらにはフランス代表として2018年ワールドカップ優勝にも貢献したポグバ。しかし、2023年8月にドーピング検査で陽性反応が発覚し、最終的に処分は軽減されたものの、計18カ月の活動停止処分を受けていた。今年3月に処分が明けると、今夏にモナコと契約を結んでいる。
そんな32歳MFは2年以上ぶりの公式戦復帰に近づいていることが伝えられており、セバスチャン・ポコニョーリ監督も10月末の会見では「近い内に復帰できると期待している」と語っていた。そして1日のパリFC戦での復帰も予想されていたが、練習中に足首の負傷が発覚。指揮官も「ケガの程度が確定するまでは、もちろん欠場する。足首を捻挫した。彼にはポジティブな面に目を向けさせて、状況を客観的に捉えてもらうように努めたい」と認めている。
今回のポグバの負傷はフランス国内で大きな注目を集めているが、『RMC Sports』の番組に出演した元選手であるケヴィン・ディアス氏は以下のように語った。
「これは終わりのない物語というか、始まりのない物語だね。長い間戦列を離れ、度重なるケガに見舞われた。精神的に非常につらい状況だったに違いない。彼の身体は、衝撃や激しさ、日々の練習に適応する必要がある。だが、もし筋肉に負荷がかかり、身体的な問題が生じてしまえば……彼の精神面にも深く影響を及ぼすだろう。一度や二度ケガをしてしまうと、不安から自由になれないんだ」
「この夏には復帰できると信じたかった。しかしこうしたケガが続くと……本当に心配だよ。彼が復帰してレギュラーとしてプレーすることを願っているが、今のところは程遠いみたいだ」
また、フランス代表OBであるリオネル・シャルボニエ氏は「足首に問題があるということは、筋肉が以前と同じようには機能していないということ。身体がアンバランスになっている」と指摘。そして解説者であるワリド・アシェルシュール氏は「再びプレーできるようにはなるが、トップレベルの試合を3試合連続戦えるとは到底思えない」と持論を展開した。
「この選手を心から愛していたが、モナコで起きていることは心配だ。映像を見れば、彼のベストとは程遠い。もし彼がハーフシーズンをフルでプレーできれば、それはとんでもない偉業だと思う。現実的に考えると、まったく信じることはできないがね」
今季はリーグ・アンで上位争いを繰り広げている他、チャンピオンズリーグも戦っているモナコ。ポグバは無事にピッチへと戻ってくることはできるのだろうか。