2025年J2リーグはいよいよ最終節を迎え、優勝争いとJ1昇格争いは歴史的な大接戦となっている。優勝と自動昇格圏(1位・2位)、プレーオフ圏(3〜6位)ともにまだ確定しておらず、最終節の勝敗によって命運が大きく分かれることが予想される。
本記事では、最新順位表と勝ち点差、優勝・昇格決定条件、最終節の注目ポイントを整理しながら、2025シーズンのJ2最終節の行方を展望する。
| 順位 | クラブ名 | 勝ち点 | 得失点 |
| 1 | V・ファーレン長崎 | 69 | +19 |
| 2 | 水戸ホーリーホック | 67 | +19 |
| 3 | ジェフユナイテッド千葉 | 66 | +17 |
| 4 | 徳島ヴォルティス | 64 | +21 |
| 5 | RB大宮アルディージャ | 63 | +22 |
| 6 | ベガルタ仙台 | 62 | +12 |
| 7 | ジュビロ磐田 | 61 | +7 |
※第37節終了時点
J2はついに最終節へ突入する。前節の結果により、優勝争いの主導権はV・ファーレン長崎に移った。
長崎は第37節で水戸ホーリーホックとの直接対決を制し、勝点を69まで伸ばして首位に浮上した。ここ5試合で3勝1分1敗と調子を取り戻しつつあり、優勝へ向けて大きな一歩を刻んだ。
一方、水戸はここにきて痛恨の2連敗。大宮戦に続き長崎戦でも勝ち点を積み上げられず、勝点67で2位に後退した。勝ち点2差、得失点で並んでいることから最終節で水戸が勝利し、長崎が引き分け以下なら再度逆転となるが果たして。
さらに3位・千葉(勝点66)も前節・大分戦に1–0で勝利し、タイトルの可能性をわずかに残した。最終節で勝利し、長崎と水戸がそろって勝点を落とす展開になれば、逆転優勝の可能性が出てくる。
首位・長崎は最終節で徳島と対戦。対する水戸は大分と、千葉は今治を相手にそれぞれ優勝へ向けたラスト90分に挑む。
最終節までもつれ込んだ三つ巴の優勝争い。J2のタイトルは11月29日(土)、運命の一戦で決着を迎える。
そして大混戦となっているのが昇格争いだ。
自動昇格に関しては、首位・長崎、2位・水戸、3位・千葉の3クラブが優位な状況で4位の徳島もわずかに可能性を残している。
最終節での勝敗と他会場の結果次第で順位が大きく動く可能性はあるものの、本当の激戦区はその下の“3位〜7位”にひしめくプレーオフ争いだ。
千葉は最終節を前にプレーオフ圏を確保。“圏外に落ちる可能性ゼロ”という安全圏にいる。
むしろ焦点は 自動昇格の可能性をどこまで残せるかという点に移っていて、最終節の今治戦で勝利すれば優勝と自動昇格圏浮上のチャンスが残る。
追いかける側という立場も相まって、思い切った戦いを繰り広げられる状況にあるといえるかもしれない。
徳島は最終節で首位長崎と対戦だが、プレーオフ圏は事実上当確と見ていい。
徳島(得失点+21)と7位磐田(同+7)では得失点差が圧倒的で、仮に敗れ勝点64で並ばれても、複数クラブにまとめて逆転される可能性は極めて小さい。つまり徳島にとってのテーマは、「圏外回避」ではなく“何位でプレーオフに入るか”にある。
長崎との試合に勝てば2位浮上の可能性もあり、逆に敗れても大きく順位を落とす心配は少ない。
前節は徳島との直接対決を落とし、痛い敗戦となった。最終節の山口戦は “勝てば確実、引き分けならほぼ確実、負ければ危険” という立ち位置だ。
勝利:ほぼ確実にプレーオフ圏内
引分:磐田との得失点差に大きな開きがあることからほぼ確実にプレーオフ圏内
敗戦:仙台 or 磐田が勝てば圏外
プレーオフ圏の“ボーダーライン”にいるのが仙台。
前節の秋田戦は0–0の痛いドローとなり、最終節へ不安を残した。相手はいわき。攻守の強度が高く、油断すれば足元をすくわれる相手だ。
仙台の条件はシンプルで、勝てばプレーオフ圏維持。負ければ圏内から落ちる可能性が高い。引き分けでも磐田が勝てば抜かれるため、実質“勝つしかない”試合と言える。
プレーオフ圏まで勝点1差と、最後の最後まで可能性を残しているクラブだ。
最終節の相手はサガン鳥栖。鳥栖にはすでに昇格・プレーオフの可能性がなくなっている。モチベーションの差は大きく、磐田に有利な状況と言えそうだ。
一方の磐田は勝利が絶対条件。引き分けでも絶望的で、敗戦ではその時点で6位以内の可能性が消滅する。
11月29日(土)に行われる明治安田J2リーグ第38節において、長崎は下記の条件を満たした場合にJ2優勝とJ1昇格(2位以内)が決まる。
●優勝・昇格が決まる条件(いずれか)
●昇格(2位以内)が決まる条件(いずれか)
※得失点差が並んだ場合は総得点が多いチームが上位となる。
水戸は最終節において、下記の条件を満たした場合にJ2優勝あるいはJ1昇格(2位以内)が決まる。
●優勝・昇格が決まる条件
●昇格(2位以内)が決まる条件(いずれか)
※得失点差が並んだ場合は総得点が多いチームが上位となる。
千葉は最終節において、下記の条件を満たした場合にJ2優勝またはJ1昇格(2位以内)が決定する。
●優勝・昇格が決まる条件
●昇格(2位以内)が決まる条件(いずれか)
※得失点差が並んだ場合は総得点が多いチームが上位、総得点も並んだ場合は当該対戦成績などの規定により順位を決定する。
徳島は最終節で下記の条件をすべて満たした場合、J1昇格(2位以内)が決定する。
最終節での各クラブのプレーオフ(3位〜6位)進出条件は以下のとおりである。
※得失点差が並んだ場合は総得点、それでも並んだ場合は当該対戦成績などにより順位を決定する。
2025年のJ2リーグは、最終節を前にしても優勝、J1自動昇格、プレーオフ進出のいずれも決着していない。首位・長崎が一歩リードしているとはいえ、水戸、千葉にも逆転優勝や自動昇格の可能性が残されており、わずかな勝ち点差と得失点差をめぐる、極めてシビアな状況となっている。
プレーオフ争いも混迷を極める。実質的には、プレーオフ圏を確保している千葉、ほぼ当確といえる徳島に加え、大宮、仙台、磐田の3クラブが残りの椅子を争う形となる。大宮と仙台は「勝てば大きく前進、取りこぼせば一気に圏外」の綱渡り状態で、磐田も勝利を絶対条件としながら他会場の結果を待つ立場だ。
勝ち点、得失点差、さらには総得点や当該対戦成績までを視野に入れなければならない最終節。小さなミスやワンプレーが、クラブの来季のステージを決定づけることになる。J2の優勝クラブ、J1へ昇格するチーム、そしてプレーオフに進む4クラブがどこになるのか――2025年シーズンのクライマックスは、最後の笛が鳴る瞬間まで目が離せない展開となりそうだ。
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