元マンチェスター・ユナイテッド主将と現主将の間に長年続いた対立が、新たな局面を迎えた。フェルナンデスがアイルランド人選手の誠実さを公に疑問視すると、キーンはインスタグラムのストーリーにロバの写真を投稿。「注目されすぎると、ロバでも自分がライオンだと思い込む」と皮肉った。
投稿は批判を受けてわずか数時間後に行われ、直接的な反論を示唆する。キーンは以前からフェルナンデスのリーダーシップやピッチ上の態度を批判しており、今回は戦術論から人格を巡る対立へと発展した。
確執は、フェルナンデスがポッドキャスト『Diary of a CEO』で、キーンの『The Overlap』での発言に言及したことで激化した。フェルナンデスは、ノッティンガム・フォレスト戦後にキーンが「チームの成功より個人アシストを優先した」と批判したのは曲解だと主張。キーンの発言は虚偽だと反論した。
司会のスティーブン・バートレットに対し、フェルナンデスは「私は批判は気にしないといつも言ってきた。誰からの批判も受け入れるし、決して反論したりはしない。人々はそれぞれの意見を持っていて、それが良いか悪いかは別として。ただ、私が嫌なのは、人々が事実とは異なることを言う時だ。
そしてこう続けた。「ロイ・キーンについて言えば、彼の発言は嘘だ。別のインタビューを見たか、私が言っていないことを言ったと主張しているだけだ。彼が私をどう思おうが批判は受け入れる。だが、私が言っていない言葉を私に言わせようとするのは嫌だ」
意見対立の核心は、フェルナンデスの記録的シーズンだ。彼はアンリとデ・ブライネを超え、1シーズン21アシストのプレミア新記録を樹立。キーンはシーズン終盤、チームがフェルナンデスの記録達成を祝ったことに「激怒した」と明かし、焦点が狭すぎると示唆した。
キーンは当初「試合後、彼は『シュートを打つべきだったかもしれないが、パスを選んだ』と語った。選手が試合で個人記録を語るべきか」と語った。
これに対しフェルナンデスは「もっとパスを出すべきだった」と発言したと反論。問題を直接解決するため、オーレ・グンナー・スールシャール監督にキーンの連絡先を尋ねたという。
スカイ・スポーツの批判にもかかわらず、フェルナンデスはマイケル・キャリック監督から引き続き全面的な支持を受けている。オールド・トラッフォードでの長期契約を締結したユナイテッド指揮官は、このポルトガル代表がチームをCLへ導くと確信している。
キャリックは騒動についてこう語った。「彼は我々にとって大きな存在で、キャプテンとして模範を示してきた。私がそうでないと思う理由は何もない。我々は彼の活躍を評価しており、彼もここにいることを喜んでいる。それは誰の目にも明らかだ。」