【欧州・海外サッカー ニュース】アーセナルは、プレミアリーグ第30節でエヴァートンに2-0で勝利した。
イギリスの著名記者ヘンリー・ウィンター氏は、アーセナルを絶賛している。
現地ではセットプレーでの得点の多さや時間の使い方に関して厳しい声が上がるアーセナル。ブライトンのファビアン・ヒュルツェラー監督は、「フットボールじゃない。アーセナルはやりたい放題」と激怒した他、プレミアリーグでの指揮経験が豊富なアラン・パーデュー氏も「実務的なプレーばかり」であり、リーグ優勝したとしても「注釈をつけるべき」と主張していた。
しかしそうした批判にもかかわらず、アーセナルは順調に勝ち点を伸ばし続けている。14日のエヴァートン戦では苦戦を強いられたものの、途中出場の16歳MFマックス・ダウマンが2ゴールに絡む大活躍を見せて2-0で勝利。同日に2位マンチェスター・シティ(1試合未消化)が引き分けたため、リードを9ポイント差まで広げることに成功している。
22年ぶりのリーグ優勝に一歩ずつ近づいている中、ウィンター氏は自身のSNSで「アーセナルのクオリティには疑問の余地があるかもしれない」としつつ、以下のように指摘した。
「だが、彼らのメンタリティに疑いの余地はない。ゴールラインまではまだ長い道のりだが、勢いを緩める気配などない。シティが重圧をかけてきたときも、それに応じてみせた。アーセナルは批評家が揶揄するような“プレッシャーに弱い”チームではない。真のファイターだ。粘り強いチームである」
「セットプレーの多用(リーグ61得点中24ゴール)、不自然なレスリング、時折見せる慎重さには疑問の余地がある。しかし決定的な局面で、プレミアリーグ出場わずか28分の16歳若武者を投入し、粘り強いエヴァートン相手に試合の流れを変えてみせた。ミケル・アルテタの采配は称賛せざるを得ない。ダウマンはその期待に応えている」
「アルテタは、このチームを進化させた手腕を称賛されるべきだ。優れた選手を獲得・選出し、レンタル選手もうまく活用してきた。そして育成組織からもスターが現れ、チームに貢献し続けている」
「この冷静さを保ち続ければ、アーセナルは無敗優勝以来となるタイトルにふさわしいチームになるはずだ。過去の王者たちのように胸を躍らせるプレーではないかもしれないが、絶対にもっとリスペクトされるべきチームだよ」