【欧州・海外サッカー ニュース】レアル・マドリー(ラ・リーガ)は、チャンピオンズリーグでオリンピアコスに4-3で勝利した。
レアル・マドリーFWキリアン・エンバペは、自身の4ゴールやチームについて語っている。
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第5節で、オリンピアコスと対戦したレアル・マドリー。敵地では壮絶な打ち合いとなったものの、エンバペが6分42秒でハットトリックを達成するなど、圧巻の4ゴールをマーク。4-3で競り合いを制し、今季CL4勝目で5位に浮上した。
レアル・マドリーは直近の公式戦3試合勝利から見放されており、さらにシャビ・アロンソ監督と一部選手の関係悪化が頻繁に伝えられるなど、苦しい戦いが続いていた。そうした中でチームを勝利に導く圧巻のパフォーマンスを披露したエンバペは、試合後に『Movistar+』で以下のように語っている。
「勝利を取り戻せたことが非常に重要。CLのトップ8入を決めるためにも重要だったね。少し複雑な試合で、立ち上がりも悪かったけど、その後はコントロールできたと思う。最終的には勝利できたね。試合を振り返る必要がある。コントロールしてチャンスは作れたけど……良い点を見つめ、悪い点を改善しなければいけない」
また、4ゴールについては「本当に嬉しい。チームメイトは質の高いパスをくれるし、このチームで一緒にプレーできるのは心から幸運だと思う」と振り返ったエンバペ。そして、以下のように続けた。
「もちろん改善すべきことはあるけど、チームは良い状態だと思っている。レアル・マドリーのようなクラブでプレーする以上、議論されるのは当然のことだ。選手たちはお互いを、そして監督を守らなければいけない。団結しないとね。マドリーファンは僕らを応援してくれている。今シーズンは多くのものがかかっているし、このエンブレムにすべてを捧げなければいけないんだ」
さらにミックスゾーンでは、「勝利してチーム、選手、監督、スタッフ、全員に自信を与えるんだ。今の目標は、ファンに対して僕らが団結していて、同じ方向に向かっていると感じてもらうことなんだ。風が強いときもあるけど、誰もこの船からは降りないよ」とも語った。