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【現地発】鈴木唯人が目指す「エゴイスト」への変貌。フライブルクで踏み出したさらなる高みへの一歩とは?

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【欧州・海外サッカー ニュース】フライブルクの鈴木唯人が、逆転勝利を飾ったハンブルガーSV戦を振り返った。

年を明けて一段と冷え込みが増したドイツ。10日、ウインターブレイク明けの初戦を迎えたフライブルクの本拠地オイローパ=パルク・シュタディオンも、舞い散る雪と厳しい寒さに包まれていた。

しかし、ゴール裏からはその極寒をかき消すほどの熱量が伝わってくる。サポーターたちは愛するチームを勝利へ導くべく、地鳴りのような声援でピッチ上の選手たちを鼓舞し続けていた。

鈴木唯人がトップ下で先発出場したブンデスリーガ第16節・ハンブルガーSV戦は、序盤から拮抗した展開で推移した。フライブルクがボールを保持する時間が長かったが、ハンブルガーSVも球際に厳しい守備で対抗。どちらも大きな決定機を作ることがないまま、前半をスコアレスで折り返した。

後半、先に試合を動かしたのはハンブルガーSVだったが、すぐさまフライブルクがPKをきっかけに同点ゴールを奪取。そこから数的優位を得ると、最後は83分に勝ち越し弾を奪い、劇的な逆転勝利を飾った。

ウインターブレイク前のブンデスリーガ第14節ドルトムント戦では、数的優位を得ながらも勝ち切ることができなかった。だが今回は、守備を固める相手に対して攻略の糸口を見つけ、勝利を手繰り寄せた。課題は残るものの、再開初戦での勝ち点3に鈴木も満足げな表情を浮かべた。

「再開1戦目は難しくなると思うんですけど、結果として勝ち切れたことはチームにとっても大きい。いいスタートを切れたのかなと思います」

鈴木自身も、昨年後半の調子の良さを引き継ぐように攻守で存在感を示した。この試合で記録したシュート5本はチーム最多。明らかな意識の変化を感じさせた点について、鈴木は自身の中で新たなトライをしていることを明かした。

「今年はもうちょっとエゴイストに打っていこうと思っている。もちろん判断はその中で求められますけど、打てるタイミングがあれば、そこは自分で行こうと思っています。まだまだ精度のところ、シュートもそうですし、ボールを受けてからの部分も上げていかないといけない。試合を重ねるにつれて良くなってくるのかなと思います」

「エゴイストになる」ーー。この目標に行き着いたのは、フライブルクで確かな足跡を刻んできた自負があるからだ。チームから求められている強度や守備の切り替えを高い水準で遂行できるようになったからこそ、次のステージを見据えられるようになった。

「その中で判断などは間違いなく大事になってくる。そこは履き違えないようにしたい。でも、打ち続けられたらなと思います」

新年最初の試合で製作されたマッチデー・プログラムの表紙を飾ったことからもわかるように、フライブルクで鈴木は今や代えのきかない信頼を掴んでいる。2026年、さらなる高みを目指す若き才能の1年が幕を開けた。