解雇取り消しの決定がアトレティコ内部で不満を招いている
アトレティコ・マドリードのCEO、ミゲル・アンヘル・ヒル・マリン氏は、直近のレアル・マドリード戦とバルセロナ戦について、怒りと不当な扱いを受けたという不満を表明した。特に、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入により、バルサのジェラール・マルティンの退場処分が取り消された点に言及した。
国際審判員のマテオ・ボスケス・フェレール氏は、土曜日に開催されたバルセロナ対アトレティコ・マドリード戦(2-1でバルサが勝利)において、ジェラール・マルティン選手に退場処分を下したが、その後判断を翻し警告にとどめた。なお、同氏は前半終了間際にアトレティコのニコラス・ゴンサレス選手にも退場処分を下していた。
この決定(退場処分取り消し)はスペインのメディアで大きな論争を巻き起こし、アトレティコ・マドリードの幹部、とりわけヒル・マリンの不満を招いた。
マリン氏は『マルカ』紙の取材に対し、「連盟が公開した映像や音声記録を見聞きすると、恥ずかしさを覚えるしかない」と語った。
さらに彼は次のように付け加えた。「VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が正しく機能する仕組みとは完全に矛盾する彼らのコメントを、何の措置も取られずに聞かされるのは許容できない。」
さらに、「審判も選手や監督、運営スタッフと同様にミスを犯す権利はあるが、試合中のミスはあくまでミスに過ぎない。しかし、VAR担当者が主審の試合評価に影響を与える場合は、全く別問題だ」と続けた。
さらに彼は次のように続けた。「ピッチ上の主審は責任を持ち、各選手の意図を解釈した上で判定を下さなければならない。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入すべきなのは、解釈の余地のない誤りを是正する場合に限られ、主審に代わって判定を下すためではない。」
アトレティコ・マドリードの会長は、同じプレーに対して異なる基準が適用されていることを指摘し、次のように述べた。「同じプレーに対して異なる判定が下され、基準が変動し、何が起こるか予測できないというのは、正常なことではない。これは直近の2試合(レアル・マドリード戦とバルセロナ戦)で我々に起きたことだ。これは理にかなっていない」。
アトレティコ・マドリードは、国際試合中断前の最終節でレアル・マドリードに2-3で敗れていた。