アーセナルのFWジェズスは、来季もプレミアリーグでプレーしたい考えだ。エミレーツ・スタジアムを離れる可能性もある。2027年6月までの契約を全うしたいが、アルテタ監督の下での現状を受け、将来を見直す必要が出てきた。
ESPNによると、29歳の彼はレギュラーとして出場機会を得るため、他クラブへの移籍も否定していない。出場が限られた今季を受け、元マンチェスター・シティのストライカーは、攻撃の要としてプレーできる環境を最優先している。
長期離脱から復帰したジェズスは、27試合で6得点を記録したが、安定感を欠き、アルテタ監督の下で序列が下がっている。
彼はルーツへの愛着を語り、「少年時代を過ごしたパルメイラスにいつか戻りたい」と明かしている。2017年にマンチェスターへ移籍するため同クラブを去ったが、現在は欧州でレガシーを築くことを優先し、ブラジル復帰は当面先送りされている。
ジェズスがイングランドに残りたい最大の理由は、歴史に名を残すチャンスがあるからだ。プレミアリーグのブラジル人通算最多得点記録まであと4ゴール。現在はリヴァプールの元エース、ロベルト・フィルミーノが82ゴールでトップだ。
プレミアリーグ9年目のジェズスは、その記録を塗り替える決意だ。トップクラブに残れば、更新のチャンスは早まる。成功すれば、同リーグで最も成功した南米選手としての地位を確固たるものにする。
ジェズスがプレミアリーグに残留すれば、スポーツ面だけでなく行政面でも大きな利点がある。イングランドに残ることで、彼は今年後半に英国国籍を取得できる見込みだ。これは選手本人と将来の所属先にとって重要な節目となる。
市民権を得れば、彼は「国内育成選手」として登録できる。この資格は登録枠の制約を緩めるため、クラブにとって価値が高い。また、ジェズス自身も海外移籍よりプレミアリーグ内で新天地を探す動機が強まる。