リヴァプールは土曜、チェルシーと1-1で引き分け、不振が続いた。アンフィールドの観客は落ち着きを失い、試合終了のホイッスル後にはブーイングが響いた。チームの方向性への不安が募っている。
プレミアリーグで6戦全敗、走行距離も最下位と低迷するチェルシーに走りでも働きでも劣ったことは大きな懸念だ。後半の試合運びの乱れから、チームがスロット監督の戦術に適応できているのか疑問の声も。ファンは彼の去就について激しい議論を続けている。
試合後の会見で、スロット監督は「サポーターの信頼を取り戻せるか」と問われた。厳しい今季は評価を変えられないと認めつつ、監督は来季に向けて自信を示した。
スロット監督はこう答えた。「はい、持っています。ただし今シーズン中に信頼を取り戻すのは難しいでしょう。ファンにはそれぞれの意見があり、今すぐ変わることはないはずです。しかし、私たちが計画しているような夏を過ごせれば、来シーズンは全く違うチームになっていると100%確信しています。」
スロット監督は負傷者の多さを理由にベストメンバーを揃えられなかったが、決定力不足ながら選手たちの奮闘を称えた。オフシーズンにはチーム再建を計画しつつ、当面の最優先事項は残り2試合で勝ち点3を稼ぎ、チャンピオンズリーグ出場権を確保することだ。
レッズの指揮官は続けた。「結果も状況も以前とは異なるが、物事は単純ではない。やるべきことは分かっていても、思い通りの結果が得られるとは限らない。我々に足りないものは明白だ。現在いる選手で最善を尽くしているが、万全なコンディションの選手が少ない。 それでも出場可能な選手たちは先週に続き今週も後半攻め続けた。しかし得点は奪えず、内容的にはチャンスがあったものの結果にはつながらなかった」
スロット監督は楽観的な見通しを示すが、流れを変えるには大きな課題がある。ボール支配率は高いと指摘しながらも、支配力がゴール前の成功に直結しないとも認めた。 「後半はほとんど相手陣地でプレーした。それでもチャンスが次々生まれるわけではない。今シーズン何度も見た光景だ」とスロット監督は語った。
前年夏に4億6000万ポンドを投じたが、ファンは追加補強で問題が解決するか疑問だ。負傷者もいるものの、チームが平凡化を避けるにはピッチ上で明確なアイデンティティを示すことが急務だ。