【欧州・海外サッカーニュース】レナート・カールが活躍したバイエルン・ミュンヘン(ブンデスリーガ)は3-1でスポルティングCPに勝利した。
バイエルン・ミュンヘンのレナート・カールがチャンピオンズリーグ(CL)最年少記録を樹立した。
9日に行われたCLリーグフェーズ第6節でバイエルンはホームでスポルティングCPと対戦。後半早々にオウンゴールから失点したバイエルンだが、65分にセルジュ・ニャブリが同点弾を挙げ、さらに4分後にカールがネットを揺らして逆転。その後、77分にヨナタン・ターにも得点が生まれ、バイエルンがスポルティングに3-1で勝利した。
この試合にトップ下で先発したカールは、開始早々にネットを揺らしたかに思われたがオフサイドで認められず。それでも、チャンスメイクやドリブルで相手の脅威になり続けた同選手は、1-1で迎えた69分に巧みなタッチから右足でシュートを突き刺して逆転ゴールを決めた。
カールは4-0で勝利したクルブ・ブルッヘ戦、1-3で敗れたアーセナル戦でも得点を決めており、この試合の得点でCL3試合連続得点に。欧州サッカー連盟(UEFA)によると、同選手は17歳290日でCL3試合連続得点を記録しており、18歳113日で成し遂げたキリアン・エンバペの保持する最年少記録を更新した。
この活躍を受け、カールはUEFA公式のプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出される。UEFAのテクニカルオブザーバーグループは同選手について「高い技術による得点に加え、チャンスメイクや高いパス成功率で継続的な脅威になっていた。ライン間でボールを受けるための能力はカールのフットボールIQの高さを示しており、守備面での貢献も見せていた」と賛辞を送った。