エラーコード %{errorCode}

バルセロナ、ハイラインを破られてフランクフルトの先制許すも…クンデの2発で逆転勝利!先発の堂安律は89分までプレー

GOAL

【欧州・海外サッカーニュース】バルセロナがフランクフルトに2-1勝利。

9日のチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第6節、バルセロナ対フランクフルトは2-1でバルセロナの勝利に終わった。日本代表MF堂安律は先発出場で、89分までプレーしている。

ラ・リーガでは6連勝と勢いに乗りながらもCLでは2勝1分け2敗と苦戦するバルセロナと、2分け3敗と初勝利を求めているフランクフルトの対戦。試合は予想通り、バルセロナがボールを保持して攻撃を仕掛け、フランクフルトが堅守から堂安らのスピードを生かす速攻で応戦する展開となった。

バルセロナはボールポゼッション率こそ高いものの、4-2-3-1のシステムで6バック気味になって守るフランクフルトを相手に、ほとんどスペースを見つけることができない。すると21分、フランクフルトがバルセロナの弱点であるハイライン裏を突くことに成功。ブラウンのスルーパスからクナウフが突破ゴール前に飛び出し、冷静なシュートでGKジョアン・ガルシアを破っている。

先制したフランクフルトは、その後も堅守を見せてバルセロナのチャンスを許さず。堂安もDFラインまで戻ることを厭わず、バルセロナの左サイド(ハフィーニャ&バルデ)からの攻撃をしっかり封じていた。前半はフランクフルトの1-0リードで終了する。

バルセロナのフリック監督はハーフタイム、打開を図るべくフェルミンをラッシュフォードに代える。すると50分、この交代策の効果もあり、バルセロナが同点に追いつく。左サイドのラッシュフォードが放ったクロスから、クンデが体を投げ出してヘディングシュートを放ち、ネットを揺らした。

バルセロナはさらに53分、再びクンデがゴールを決めてスコアをひっくり返す。フランス代表DFは、今度はヤマルのクロスに頭で合わせて、再び枠内にボールを押し込んでいる。

逆転したバルセロナはその後もフランクフルトを押し込みながら反撃の手を封じつつ、3点目を狙う。プランが崩れたフランクフルトはなかなか前に出ることができず、堂安にとっても歯がゆい展開が続くことになった。トップメラー監督は89分、そんな堂安をガンカムと交代させている。

結局、バルセロナが1点リードを維持したまま、試合は終了のホイッスル。フランクフルトの巧みな守備を前に、パス回しやドリブルによる崩しからはゴールを奪えなかったものの、クンデのフィジカルと高さを生かしたヘディング2発で勝利を物にしている。

バルセロナは勝ち点を10に伸ばして、リーグフェーズ暫定14位に位置。ベスト16にストレートインできる8位以内までは暫定で勝ち点2差となっている。一方、勝ち点4のフランクフルトは30位に沈んでいる。