【欧州・海外サッカー ニュース】バルセロナがスペイン国内の審判およびレフェリングの改善求める。
バルセロナは14日、スペインフットボール連盟(RFEF)に対して、スペイン国内の審判およびレフェリングに関して、正式な抗議文を提出したことを発表した。
バルセロナの今回の抗議文は、12日のコパ・デル・レイ準決勝1stレグ、敵地メトロポリターノでのアトレティコ・マドリー戦(0-4)のレフェリングを受けてのもの。同クラブはジャッジの一貫性のなさや、DFパウ・クバルシのゴールが7分におよぶVARの審議の後、肉眼では確認が難しいセンチメートル単位のオフサイドで取り消されたことなどで、RFEFおよび同組織が管轄する審判技術委員会(CTA)に対して、レフェリングの改善を求めている。
バルセロナは次のような声明を伝えた。
「バルセロナは2月14日(土)、RFEF会長、CTA会長、VAR責任者、および法務部門ディレクター宛に正式な書簡を送付したことを報告します。クラブとして、判定基準が乱雑な現状に強い懸念を表明するものです。
提出した文書では、主に以下のポイントを指摘しています。
1. 処分基準の不一致。まったく同じようなプレーにもかかわらず、試合によって判定や処分が違うのは不可解であると訴えています。こうしたダブルスタンダードのようなバラつきは、大会の公平さや平等性を損なうものです。
2. ハンドの判定における矛盾。ペナルティエリア内でのハンドの解釈に一貫性がないことを指摘しました。同じ審判が吹いている試合でさえ基準が矛盾しており、ルールの適用が予測不能で、審判のさじ加減一つになっていると感じざるを得ません。
3. 重大なミスの積み重ね。単発のミスではなく、今シーズンを通じて明らかな誤審が繰り返されている点を強調しました。その多くが試合結果を左右し、我々にとって不利なものとなっています。こうしたミスの蓄積は、大会の誠実さを損ない、不信感を生むことになります。
4. VARの運用と透明性。VARのテクノロジーが正しく使われているのか、疑問が残ります。特にミリ単位の判定において、納得のいく技術的な説明がなされていません。また、VAR音声の管理や公開についても透明性が欠けていると抗議しています。
5. モニター確認(オンフィールドレビュー)の基準。審判がモニターを見に行くかどうかの判断基準が不透明です。基準に一貫性がないために、判定に対する不安や不平等感に繋がっています。
今回の申し入れは、審判員のプロ意識を疑うためのものではありません。あくまで以下のことを保証するために、判定基準の早急な見直しを求めるものです。
・判定の統一感を持たせること。
・クラブ間での平等な扱い。
・大会自体の信頼とブランドを守ること。
またバルセロナは、透明性を高め審判の判断基準を広く周知させるための不可欠な措置として、ピッチ脇でのオンフィールドレビューがあったかどうかにかかわらず、すべてのVAR音声を完全に公開することを求めます。
最後に、当クラブは審判団に対する具体的な規律コード(あるいは罰則規定)の策定を提案します。重大なミスや過失があった場合に、その処分内容を公に、かつ透明性を持って開示することで、システムへの信頼を立て直すべきだと考えています。
この提案は、単に自らの利益を守るためのものではありません。大会全体が円滑に運営され、すべてのクラブに恩恵が及ぶことを願ってのものです。同じような事態が繰り返されることを防ぎ、全員にとって明確で安定した、公平な活動の枠組みを保証することを目指したものです。
バルセロナは今回の要求ができる限り真剣に検討され、将来的に同様の状況が再発しないよう、具体的な対策が講じられることを強く求めます」