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ファンから大ブーイングのヴィニシウス、レアル・マドリーでの将来は?番記者「交渉は保留。関係者は振る舞いに失望も」

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【欧州・海外サッカー ニュース&移籍情報】レアル・マドリー(ラ・リーガ)FWヴィニシウス・ジュニオールは、振る舞いが現地で物議を醸している。

レアル・マドリーFWヴィニシウス・ジュニオールの状況について、『The Athletic』の番記者が分析している。

今季もレアル・マドリーの一員として公式戦24試合出場5ゴール8アシストを記録しているヴィニシウス。しかし、10月4日のビジャレアル戦を最後に2カ月以上ゴールから遠ざかるなどチームとともに苦しい状況が続いている。また、契約延長交渉の難航やシャビ・アロンソ監督との不仲も報じられるなど、ピッチ外でも話題を振りまくことに。すると20日のセビージャ戦(2-0)では常にブーイングを浴び、83分の交代時にはさらに大きなブーイングを受けていた。

開始直後に「俺たちが何した? 俺が何したんだ? まだ開始1分なのに……ちくしょう!」と口にしていたこともカメラに抜かれていたヴィニシウス。試合終了の数分後には、自身のSNSに「…」と写真2枚を投稿し、さらにプロフィール写真をレアル・マドリーのものからブラジル代表のものに変更。この行動も大きな物議を醸している。

渦中の25歳FWについて、『The Athletic』のレアル・マドリー番記者マリオ・コルテガナ氏は「ヴィニシウスの状況は複雑だ」とし、以下のように分析した。

「現行契約が2027年6月までに迫っているが、交渉は保留となっている。交代に不満を爆発させたバルセロナ戦の騒動後、彼はフロレンティーノ・ペレス会長に対してシャビ・アロンソとの関係から契約延長の意思がないと伝えた。あの行動自体は謝罪したが、あえてシャビ・アロンソの名前も出していない。それでも、公の場でも関係性に変化があることも確認できている。セビージャ戦では、2人が交代後に抱き合う姿も確認できた」

「一方でヴィニシウスは、チーム内でパフォーマンスが良くないことを認めているが、同時に自分が孤立しているとも感じている。マドリー上層部はバルセロナ戦後に懲戒処分を免除したが、関係者は彼の行動に失望し、トッププレイヤーに期待されている行動ではないとも明かしていた」

スペイン紙『マルカ』のアンケートでは、「解決法は彼を売却することだ。マドリーにおける彼の状況はすでに手に負えない」が86%と圧倒的な得票率を得るなど、ヴィニシウスへの風当たりが強まっているが、今後の動向には注目だ。