【欧州・海外サッカーニュース】モナコ(リーグ・アン)のポール・ポグバは1-4で敗れたレンヌ戦で2023年9月以来となる公式戦のピッチに立った。
モナコのポール・ポグバが2年ぶりに公式戦のピッチに立った。
ユヴェントスなどで活躍し、フランス代表でワールドカップ制覇を成し遂げたポグバは、2023年9月にドーピング違反が発覚して活動禁止処分。当初は4年間の処分だったが、18カ月に短縮され、今年3月に処分は解除されていた。そして、昨年11月にユヴェントスから退団した同選手は、今夏にモナコに加入した。
シーズン開幕から3カ月にわたって欠場の続いたポグバだが、先日から11月のインターナショナルブレイク明け初戦となる22日のレンヌ戦で復帰する可能性が報じられており、注目が集まっていた。
そして、22日に行われたリーグ・アン第13節のレンヌ対モナコでポグバは、先発から外れたものの、南野拓実らとともにベンチ入り。試合はホームのレンヌが2点をリードする中、後半途中にはモナコの主将デニス・ザカリアが退場に。さらに2失点を喫した中で迎えた85分にポグバがピッチに立った。その後、ミカ・ビエレスが1点を返したものの、モナコは1-4でレンヌに完敗した。
2023年9月上旬を最後に公式戦のピッチから離れていたものの、約2年3カ月ぶりにピッチに立ち、10分余りをプレーしたポグバは、試合後に『Ligue 1+』で「たくさんの感情がある。うれしかったけど、結果は悲しい。長い道のりだったけど、今日は第一歩だ。このことに対しては満足している」と話し、以下に続けた。
「今良い感じだ。僕は一生懸命取り組んできた。コンディションを整え、90分間プレーするためにはまだまだ時間が必要だ。でも、時間とともに良くなっていくはずだ。できる限りチームを助けたい。チームに合流したときは違和感があったけど、調子を取り戻せている」
「短期目標は100%の状態に戻し、90分間プレーして、できる限りチームに貢献すること。ワールドカップまで長い道のりだ。今日は第一歩と第二歩だ。ワールドカップでプレーできれば、それはボーナスだ。でも、すべては監督次第で、僕はワールドカップに行くため、そしてチームを助けるためにできることすべてをやるつもりだ」
また、途中出場の際にレンヌサポーターから歓迎を受けたことについてポグバは「感動した。観客が立って拍手をしてくれるなんて予想してもいなかった。僕を応援してくれたファンのみんなに感謝している」とコメントした。