【欧州・海外サッカー ニュース】マジョルカがオサスナと引き分ける。
29日のラ・リーガ第14節、マジョルカは本拠地ソン・モッシュでのオサスナ戦を2-2のドローで終えた。日本人FW浅野拓磨は4試合連続でベンチスタートとなり、81分からプレーしている。
前節ビジャレアル戦を1-2で落として16位に位置と、なかなか下位から抜け出せないマジョルカ。17位オサスナとの一戦で、勝利を取り戻したいところである。
試合はスコアレスのまま折り返しを迎え、後半に入ってホームのマジョルカがゴールを決めていった。まず60分、ペナルティーエリア内でビルジリがボヨモに倒されてPKを獲得。キッカーのムリチが冷静にシュートを決めた。ムリチはさらに66分、ビルジリのスルーパスからペナルティーエリア内右に侵入し、右足のシュートを対角線上に決め切って追加点ももたらしている。
2点リードを得たアラサテ監督は81分の選手交代で浅野を投入。堅守速攻で日本人選手の献身的なプレスとスピードを生かそうと試みた。
だがマジョルカは、ここからオサスナの反撃を許した。82分の直接フリーキックで、ラウール・ガルシアに地を這うシュートを決められると、91分には同点に追いつかれる。セットプレーから、ペナルティーエリア内のボヨモにバイシクルシュートでネットを揺らされた。ヒル・マンサーノ主審はオフサイドでノーゴールと判定したが、VAR介入の結果、モヒカがラインに残っていたためにゴールが認められている。
マジョルカは結局2-2のまま試合終了のホイッスルを迎え、2試合連続で勝利を逃した。浅野はいつも通りエネルギッシュにプレーしたが、存在感を放つことはできず。負傷からベンチスタートが続いており、レギュラーの奪回のためにも明確な活躍を見せたいところだ。