マンチェスター・ユナイテッドは、ルベン・アモリム監督の下で難しい時間を過ごし続けている。
近年低迷の続くマンチェスター・U。昨シーズンはプレミアリーグ創設以降ワーストとなる8位でシーズンを終えた同チームだが、今シーズンの状況は悪化の一途をたどっている。シーズンをエリック・テン・ハーグ監督とともにスタートしたチームは、ボトムハーフに沈む中、昨年10月に同指揮官を解任して翌月からアモリム監督が就任した。
しかし、アモリム監督の下でもマンチェスター・Uの調子は上がらない。ヨーロッパリーグでこそ決勝進出を決めて来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得のチャンスを残しているものの、先週末には同じく下位のウェストハム・ユナイテッドにホームで敗れてリーグ戦2試合を残して16位に沈む。
イギリス『BBC』では、アモリム監督下でのマンチェスター・Uの状況を特集。これによると、昨年11月の就任以降のリーグ戦25試合でチームは勝ち点24(6勝6分け13敗)しか獲得できておらず、勝率はわずかに24%。これはアレックス・ファーガソン元監督が退任して以降のワースト記録であり、2番目に低いデイヴィッド・モイーズ監督でも勝率50%を記録した。
チームはフラムに勝利した1月26日以降のプレミアリーグの試合でイプスウィッチとレスターの降格する2チームからしか勝利できていない。また、1981年から導入された勝利→勝ち点3システムを基準として考えた場合、現在の勝ち点39はシーズンにわずか7勝しかできずに降格した1930-31シーズン以降最悪の勝ち点だ。
また、本拠地オールド・トラッフォードでリーグ戦9敗を喫したのは、1930-31シーズン、1933-34シーズン、1962-63シーズンに並ぶワーストタイ記録。リーグ戦で17敗目を喫したのは20敗を喫して降格した1973-74シーズン以来となる。
アモリム監督が就任した昨年11月以降、マンチェスター・Uはリーグ戦で攻守がかみ合わない。25試合で41失点を喫しており、これは降格する3チームとトッテナムに続くリーグ16番目の失点数。得点数はリーグワースト6位の30ゴールで、25試合のうち10試合で無得点だった。シュートこそ344本放っているが、得点になった割合はわずかに8.7%でレスターとサウサンプトンに続くリーグワースト3位、ゴール期待値(xG)ではクリスタル・パレスに続くリーグワースト2位となるようだ。