【欧州・海外サッカーニュース】マウリツィオ・サッリ監督は、今季からラツィオ(セリエA)を指揮している。
ラツィオは、マウリツィオ・サッリ監督が心臓の手術を受けたことを発表した。
過去には銀行員として働くなど、異色のキャリアを持つ指揮官として知られるサッリ監督。エンポリで成功を収め、ナポリやチェルシー、ユヴェントスなどを率いた同指揮官は、今夏に1年3カ月ぶりにラツィオに復帰していた。
今季のセリエAでは17試合で6勝6分け5敗、8位に導いている66歳指揮官だが、体調面で問題を抱えていた模様。心房細動と診断され、この度ローマ市内の病院で不整脈に対してカテーテルアブレーション治療を受けたことが明らかとなった。
ラツィオは29日の声明で、「マウリツィオ・サッリが心房細動と診断されたのちにトル・ヴェルガータ・ポリクリニックでカテーテルアブレーション術を受けたことを発表する」と伝え、以下に続けた。
「30年以上の経験のある国際的なパイオニアであるアンドレア・ナターレ教授が執刀した手術は、ポジティブな結果とともに執り行われた。コーチは今後数日中にチームの指揮を再開する。ラツィオとコーチは、トル・ヴェルガータ・ポリクリニックとナターレ教授のチームのプロフェッショナリズムとすべての患者に補償する質の高いケアに感謝している」
ラツィオは2025年のすべての試合を終えており、2026年初戦では1月4日に王者ナポリと対戦する。サッリ監督は、この試合までにチームに復帰することが予想されている。