リヴァプールは90分にブラジル人センターフォワードのゴールで逆転負けを喫したが、トゥドール監督の去就は依然として危うい。
イゴール・トゥドールがトッテナムの指揮を執って約1ヶ月が経つが、転機は訪れず、むしろここ数時間、イングランドからはスパーズの監督交代説が浮上している。リーグ戦ではアーセナル、フラム、クリスタル・パレス相手に3戦全敗、さらにチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の第1戦ではアトレティコ・マドリードに5-2で大敗を喫した。
試合前の面白いエピソードがあった。ハゲ頭で混乱したトゥドルは、トッテナムのスタッフであるアラン・ディクソンに挨拶したが、彼をリヴァプールの監督アルネ・スロットだと勘違いしていた。その後、トゥドルはスロットを見つけ出した。
トゥドール監督は、今日アンフィールドで行われるリヴァプールとの難敵との一戦に、すでに背水の陣で臨んでいた。ビカリオら選手たちにとって厳しい試合となり、開始18分過ぎに先制点を許した。元ユヴェントス監督にとって5連敗が目前に迫っていたが、アディショナルタイムの劇的なゴールで今季リーグ戦初勝ち点を挙げた。とはいえ、トッテナムが降格圏から脱却したわけではない。
ロンドン北部では緊張した空気が漂っていた。リヴァプール戦の前日時点で、選手たちが新監督トゥドールに対して全般的な不信感を抱いているという噂が流れていたからだ。しかし、ソボスライのゴールでリヴァプールが1-0とリードした直後、トッテナムは反撃に出た。そして90分、リシャルリソンがスパーズの残留争いにとって極めて重要なゴールを決めた。 ヴィカリオのロングボールを受け、コロ・ムアニがトラップからアシストを送り、ブラジル人センターフォワードがアリソンの守るゴール右隅を突き刺した。拳を握りしめて喜びを見せたトゥドル監督だが、トッテナムの道のりがまだ長いことを悟り、その喜びは控えめなものだった。