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レアル・マドリーはなぜ崩壊したのか?きっかけはシャビ・アロンソの支持派と反対派の派閥争い。エンバペを嫌う選手たちも…スペイン紙報道

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【欧州・海外サッカー ニュース】レアル・マドリーはなぜ瓦解したのか…。

スペインのスポーツ紙『マルカ』が、レアル・マドリーの今季の崩壊のプロセスを伝えている。


今季無冠が決定的となっているレアル・マドリー。ここ最近にはMFフェデ・バルベルデとMFオーレリアン・チュアメニの衝突が大きな話題になるなど、チーム内は非常に混沌としているが、『マルカ』によるとそのきっかけは、シャビ・アロンソ前監督がチームを率いていた時期まで遡るという。以下が同紙が報じた内容だ。


『マルカ』曰く、今季のレアル・マドリーが崩壊に至った端緒は、シャビ・アロンソ前監督に対する選手たちの不満が表面化したことにある。当初は純粋にスポーツ面での見解の相違だったものが、数カ月を経てチーム内に複数の派閥を生む結果となり、現場には極めて張り詰めた空気が漂うようになった。


選手たちの間では、ヴィニシウスとバルベルデが明確に「アンチ・シャビ派」として振る舞う一方、チュアメニはシャビ・アロンソ監督を支持していた。彼はアルバロ・アルベロア現監督にも対しても好意的だが、他選手がシャビ・アロンソ監督を困らせるような行動を取っていたことについて理解に苦しんでいた。


事態が決定的に悪化したのは、10月に入ってからだ。ヴィニシウス&バルベルデのキャプテン2人含めたチームの中心選手たちが、シャビ・アロンソ監督のメソッドに対して明らかな形で不満を表すように。緻密すぎる戦術練習や、頻繁に行われる厳格なビデオセッションをやり過ぎだと批判し始めた。


一方、監督のやり方を支持する選手たちは、こうした戦術批判を単なる口実と捉えていた。実際には、出場機会が減少していたヴィニシウスの個人的な怒りなどが、“反乱”の引き金になったと考えていたという。


チームの分裂は進み、フットボール的な変化が必要と考えるシャビ・アロンソ監督の支持派と、MFジュード・ベリンガムやMFエドゥアルド・カマヴィンガなど、彼のメソッドが選手たちの成果に悪影響を与えていると主張する反対派に分かれていった。反対派には戦術練習を軽視し、説明中にコソコソ話をする者もいたため、激昂したシャビ・アロンソ監督が「幼稚園に来たとは思わなかったぞ!」と叫ぶ事態にまで発展している。


そしてクラシコでのヴィニシウスの早期交代は、両者の決定的な決裂、選手たちと監督のパワーバランスを象徴する出来事になった。


1月にシャビ・アロンソ監督が解任され、彼の親友であるアルバロ・アルベロア監督が後任となったが、チームには深い傷が残されることになった。チュアメニらは、シャビ・アロンソ監督のプロジェクトが早期に頓挫したことを悔やんだ。


アルベロア監督が率いるチームは調子が上向いた時期もあり、そういった時期には選手たちも夕食会など団結を促すイベントを催している。だが再び結果が出なくなると、すでに入っていた亀裂が広がり出した。アントニオ・リュディガーとアルバロ・カレーラス、チュアメニとバルベルデと選手間の衝突が相次ぎ、それだけでなく、現在は6人もの選手がアルベロア監督と関係を持つことを拒絶している。皮肉にも、現在アルベロア監督を批判しているのは、かつてのシャビ・アロンソ監督支持派が中心となっている。


さらにチーム内では、FWキリアン・エンバペの存在を疎ましく思う選手たちが存在し、彼のイメージを貶めようとする内部工作も散見されている。


こうした混乱の中で、在籍年数で決まる現行のキャプテン選出方法にも疑問の声が上がっている。第一キャプテンのDFダニ・カルバハルは出場機会を得られないなど、個人的状況に憔悴しており、その一方バルベルデとヴィニシウスはリーダーとしての器が疑問視されている。リーダーシップがあり、最も敬意を集めているのはGKティボ・クルトワだが、同選手は現在のところ第4キャプテンの立場にとどまっている。