デ・ゼルビは、暫定監督のイゴール・トゥドールが最近解任されたことを受け、今シーズン、クラブを衝撃的な降格から救うという途方もない任務を引き受けることに合意した。スパーズがトップリーグ残留を確実にするには、残り7試合しかない。 スタッフ陣を強化するため、元ブライトン監督は即座にネスタに接触した。『トゥットスポルト』紙によると、50歳のネスタは現在、ロンドン北部でのアシスタント監督就任のオファーを検討中であり、これがイングランドサッカー界での初指揮となるほか、母国以外での仕事としては2度目となる。
守備陣に深刻な課題を抱えるチームにとって、この元ディフェンダーに提案されている役割は極めて重要と見られている。ネスタはこれまでのキャリアにおいて、米国やイタリアのチームを指揮するヘッドコーチとしてのみ活動してきた。指揮官以外の役職に就くことは大きな転身となるが、プレミアリーグの魅力は計り知れない。 クラブ首脳陣は、彼の守備に関する卓越した知識と一流のメンタリティに期待を寄せ、チームを降格圏から脱却させることを望んでいる。もし彼がアシスタント監督の職を引き受ければ、極めて脆弱な守備陣を強化するためにまさに必要な資質をもたらすことになるだろう。
監督に転身する前、この伝説的なディフェンダーはチャンピオンズリーグで2度の優勝を果たし、2006年のワールドカップ優勝でも名を馳せた。しかし、最近の監督としての道のりは、極めて苛立たしいものとなっている。彼は昨年12月にモンツァから解任されたが、わずか7週間後に再任されたものの、最終的にチームは20位に終わり、セリエBへの降格を阻止できなかった。 一方、デ・ゼルビは2月にマルセイユの経営陣との対立により退任して以来、無職の状態が続いている。両者が手を組むことは、世界で最も過酷なサッカーリーグにおいて、それぞれのキャリアを再起させる絶好の機会となるかもしれない。
新体制にとって当面の最優先課題は、来週末にスタジアム・オブ・ライトで行われるサンダーランドとの厳しいアウェイ戦だ。新監督がホームで指揮を執るのは、4月18日に古巣のブライトンを迎える試合が初めてとなる。スパーズは現在、順位表で17位につけており、降格圏からわずか1ポイント差となっている。