【欧州・海外サッカー ニュース】MLSインテル・マイアミのDFジョルディ・アルバが現役ラストマッチに向けた意気込みを口にした。
インテル・マイアミのDFジョルディ・アルバが現役ラストマッチに向けた意気込みを口にした。
MLSカップ決勝でバンクーバー・ホワイトキャップスと対戦するインテル・マイアミ。同試合前の記者会見に出席したアルバは、「決勝戦はこれまで何度も出場してきたけど、これは最後の試合でもある。だから、さらに大きなステップアップになるんだ」と、現役最後の試合を迎える。『マルカ』が伝えた。
「このホームでの決勝戦でキャリアを終えることができて光栄だ。複雑な気持ちでつらい一週間だった。引退するのは悲しいけど、迷うことはなかった。しっかり熟考したうえでの決断だからね。決勝戦が私たちの望む結果になることを願っている」
今年10月にスパイクを脱ぐ決断をした36歳のアルバ。古巣バルセロナでは、左サイドバックの名手として公式戦459試合27得点99アシストを記録し、数々のタイトル獲得に貢献。2023年より加入したインテル・マイアミでは、ここまで公式戦102試合に出場していた。
報道陣からこれまでの現役生活をの点数を問われたアルバは、「良い試合も悪い試合もあったが、最高の評価をつけたいね。ロスピタレ(出身地)を離れて以来、私にとってすべてが夢のようだった。期待をはるかに超える成果を上げることができたんだ。夢見てきたことをすべて達成できたから、何も不満はないよ。キャリアを通して、そしてこれまで所属したすべてのチームで学んだことを誇りに思う」と胸を張った。
なお、同試合ではバルセロナとスペイン代表で共闘したMFセルヒオ・ブスケツもラストマッチ。アルバは戦友と迎える最後の試合を前に「彼にとっても最後の試合になるだろうけど、誰もがそれぞれの形でそれを終わりを経験するものだ」と語った。