アメリカのトップ選手たちにとって、4月は明暗が分かれた。絶好のタイミングで調子を上げる選手がいる一方、波に苦しむ選手もいる。
ここからが本番。3月の代表戦も終わり、欧州大会は準決勝へ。代表遠征を不振の言い訳にする時期は過ぎた。誰もが何かを懸けて戦っている。私たちにはあと*数字*のカップ戦決勝が残っている。理論上、USMNTの選手もほとんどが何かを懸けて戦っている。
まずはミラン。シーズン序盤のスクデット争いからチャンピオンズリーグ圏争いに転じた。そろそろ連勝が欲しい。クリスチャン・プリシッチも1、2ゴール決めてほしいが、USMNTのエースは現在得点不振。そろそろ脱却を期待したい。
一方、ウェストン・マッケニーは絶好調で、セリエA屈指の選手としてユヴェントスをCL圏へ導く。
さらに、フランス、ドイツ、イングランドでもUSMNTの若手が重要な試合に挑む。GOALがヨーロッパのアメリカ人選手の試合をプレビューする。
現時点でクリスチャン・プリシッチをどう評価すべきか。何がうまくいっていないのか。彼はやるべきことをやっているのに、ボールの跳ね方が味方していないだけなのか。膝に当たってコースが変わったり、幸運な跳ね返りでゴールが決まったりすれば、すべてが魔法のように解決するのか。彼を救えるのは、本当に白いラインを越える球体だけなのか。
もちろん、サッカーはそれだけではない。雰囲気やメンタル、運も影響する。それでも、傾向と証拠は存在する。 厳しい現実を言えば、彼は昔から波があった。頑張りすぎたり、怪我を押してプレーしたりして、40試合連続で力を出せないのが最大の欠点だ。
今まさにその不調期だ。だが彼は何も間違っていない。不満を挙げれば、アッレグリの守備的な戦術、プリシッチをストライカーで起用しない采配、周囲の低調なパフォーマンスがある。ミランは直近4試合で3度無得点。これでは話にならない。
日曜にはアウェイでヘラス・ヴェローナ戦を迎える。相手は8試合連続無失点がなく、直近4試合で4連敗中。降格回避は奇跡に近い。プリシッチがスランプを脱する舞台は整った。
最近、SNSではウェストン・マッケニーがアメリカ人MFとして史上最高のシーズンを送っているという議論が交わされている。近年でも彼より優れた選手はあまりいない。プリシッチを純粋な攻撃的選手とみなすなら、なおさらだ。一般的な基準でも好調だが、アメリカ人選手としては素晴らしいシーズンと言える。
これは称賛に値する。特にワールドカップを控える米国代表にとって、中盤の戦力向上は急務だ。現状、中盤の層は薄い。タイラー・アダムスはボーンマスで定位置を確保できておらず、他の選手も欧州クラブで役割を確立していない。ジョニー・カルドーソは興味深い存在だが、解決策となるかは不明だ。判断まではあと1ヶ月ある。
ユヴェントスは直近5試合で4勝1敗、失点1と好調だ。マッケニーもその一翼を担い、前節のジェノア戦では得点。1試合の出場停止明けでチームに復帰した。ボローニャは欧州カップ戦争いから脱落しており、ユヴェントスが勝てばチャンピオンズリーグ復帰へ大きく前進する。
ついに、我々が知るフォラリン・バログンが戻ってきた。 彼の特徴は、スペースに走り込めれば高い決定力を発揮すること。ゴール前に張り付く9番タイプではないが、自由に動き回らせればトップクラスの得点王になる潜在能力を持つ。直近のリーグ・アン7試合で7得点を挙げ、4月5日のマルセイユ戦では大胆なループシュートも決めた。
しかし先週はパリFCに大敗。バログンが得点しても欧州枠へは4月上旬の勢いを取り戻す必要がある。 現在はUEFAカンファレンスリーグ圏内まで1ポイント差。だがCL出場経験のあるチームとしては、さらに上を狙いたい。そのためには3ポイントの巻き返しが必須だ。第一歩は週末、降格圏のオセール戦。楽な試合ではないが、主軸の調子は上向いている。
事態が落ち着いてきた今、ジオ・レイナには不運だったと言わざるを得ない。彼を獲得した監督はすぐに解任され、新監督も采配が振るえていない。プレー機会を求めてボルシア・メンヒェングラートバッハへ移籍したが、出場時間は伸びていない。
チームは降格圏に沈み、直近5試合で1勝のみ。美しいサッカーより、守って結果を出すことが最優先だ。 ではレイナはどうなるのか。彼はチームに必要とされない“型破りな存在”だ。朗報は、今週末の相手マインツに大きな目標がないこと。降格も欧州大会出場もほぼない。つまり、オープンな試合になりやすく、レイナが思う存分プレーできるチャンスだ。