【欧州・海外サッカー ニュース】マンチェスター・シティは、チャンピオンズリーグでレアル・マドリーに2-1で勝利した。
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、レアル・マドリーの復調を予想している。
今夏からシャビ・アロンソ監督が就任し、新体制でシーズンに臨んだレアル・マドリー。開幕から公式戦7連勝と見事なスタートを切っていたが、11月頭からは成績が悪化することに。10日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節のマンチェスター・C戦もホームで1-2と敗れ、直近の公式戦8試合で2勝(3分け3敗)にとどまっている。
一部ではシャビ・アロンソ監督と選手たちの関係悪化も伝えられ、さらに成績不振で指揮官解任の噂すら浮上しているレアル・マドリー。バルセロナ時代から何度も対戦しているグアルディオラ監督は試合後、「サンティアゴ・ベルナベウでは選手たちに感謝しないと。前の試合ではもっと良いプレーをしても勝てなかったからね」としつつ、レアル・マドリーの復調を予想した。
「(試合終盤に猛攻を受けたことは)ここ数年、この場所で何度も経験してきた。彼らはロングパスでボックス内に侵入し、1-1の状況から試合をものにする力を持っている。そのスピリットがあるんだ。だからこそ受けいれてはいるが、現実も理解している。次のステージに向けてもっと強くならないとね。この試合はそうしてくれる」
「ここはベルナベウだ。誤解しないでほしい。数カ月後には準決勝か決勝進出をかけて再び対戦することになるので、もっと良いパフォーマンスが必要だね。だが、チームが1つ1つのボールに苦しみながらも戦い抜いたことには非常に満足している。彼らにはこのスタジアムでの経験が必要だった。このまま成長を続けて、数カ月後には最高の状態に戻っていたい」
また、「彼らは多くの選手が欠場していたね。それでも、前半ははるかに素晴らしいプレーだった。ゴールとPKで落ち着きを取り戻したのは言うまでもない。終盤は多くの選手がボックス内に入ってきたが……鍵となるのは、いかにして生き残り、相手の背後のスペースを活用するかだと思う」と語っている。