ウェルター級のルイス・クロッカーは、日本時間9月14日未明にベルファストで控えるタイトルマッチでパディ・ドノバンとの再戦を控える。直近の試合となる前戦は「今では過去のこと」と言う。
この二人は今年2度目の対戦を行う。前回は3月にSSEアリーナで行われたIBFウェルター級王座挑戦者決定戦で、第8ラウンド終了のゴングが鳴った直後にドノバンがパンチを放ちクロッカーをダウンさせたことから、クロッカーが反則勝ちを収めた。
今回の再戦を前にジャロン"ブーツ"エニスが階級転向に伴いIBF王座を返上したことで、空位の王座をめぐるタイトルマッチとして行われることとなった。この試合は英国・北アイルランドのベルファストにあるウィンザー・パークで行われ、DAZNから生中継される。
水曜日(現地時刻)の公開練習では、両ファイターが対照的なルーチンを見せつつも鋭さを保ち、クロッカーはジャケットを着たままでリングに上がった。
ドノバンはリングの外からライバルを観察したのち、上半身を脱ぐと短時間でパフォーマンスを終了し、そのまま退場した。
DAZNニュースの独占インタビューで、クロッカーは地元で世界タイトルマッチを迎える喜びを語り、自己への集中を強調している。
「クレイジーだ」とクロッカーは語る。「自分が夢のスタジアムで世界タイトルのために戦うなんて誰が想像しただろう。素晴らしい機会だ」
「全ての面で向上する必要がある。それがキャンプ全体を通じての目標だった。私は素晴らしい気分だ。これ(前回の対戦)はもう過去のことだ。土曜日(現地時刻)に向かおう」
「大きなパフォーマンスを見せるつもりだ。今は自分のことだけに集中している(ドノバンではなく)。前回よりもはるかに良くなれると確信している」
「もっと集中している。素晴らしい機会になり、雰囲気も最高になる。ノックアウトで勝つのは私だ」
| 日時 | タイトル | 対戦カード |
|---|---|---|
| 9月14日(日) 3:00 | IBF世界ウェルター級 タイトルマッチ | クロッカー vs ドノバン2 |
| 9月20日(土) 2:00 | ---- | ムーア vs サベージ |
| 9月21日(日) 9:00 | ---- | コラソ vs ベイソン |
| 9月28日(日) 3:00 | ---- | クロッカー vs マコーム |
| 9月28日(日) 9:00 | ---- | クドス vs クラヴェル |
| 10月2日(木) 3:00 | ---- | グラントン vs ブラウン |
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