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絶対王者戦への道を拓くか？　パーカー vs ウォードリーを見るべき5つの理由 | ボクシング

DAZN

Matt Astbury

25, Oct

ヘビー級は現在、絶対的な強さを誇る4団体統一王者オレクサンドル・ウシクへの挑戦権を得るために数多くの候補者たちが競い合う、非常にエキサイティングな階級となっている。

ウクライナ人の次の動きが不透明な中、WBOのジョセフ・パーカーやWBAのファビオ・ウォードリーといった暫定王者が、栄光の瞬間を待ちながら手をこまねいているだけで済ませるのは選択肢として安易ではある。

それでも、ウシクとの対戦が実現した際に最善の状態で臨むためには活動的であることが重要だ。そのため、パーカーとウォードリーは日本時間10月26日未明に激突を果たす。この試合の模様ははDAZNからPPV形式で独占配信される。この試合開始のベルが鳴る前に、ボクシングファンがこのヘビー級の対決を見逃せない5つの理由を紹介する。

ウシクが勝者を待ち受ける

パーカーとウォードリーはそれぞれWBOとWBAの暫定タイトルを保持し、ウシクの絶対王者のタイトルへの強制挑戦者となっている。

WBOからパーカーに対してウシクが防衛戦を行うことが求められているが、交渉は実現せず、ニュージーランド人のパーカーは非常に不安定な状況にある。

こうした中、パーカーはウォードリーとの対戦で活動を維持し、ウォードリーもまたWBAのナンバーワンコンテンダーとしてウシクと対戦する機会を待ち望んでいる。

世界タイトルがかかっていないものの、この一戦は多くの意味を持っており、勝者にはボクシングの世界で最も名声があるファイターとの対戦が待ち受けている。

2度目の世界王者を目指すパーカー

パーカーはキャリアの復活を遂げ、ヘビー級での真剣な挑戦者として再び名を挙げている。

3年前にジョー・ジョイスにノックアウトされた後、パーカーはアンディ・リーと共に再建を進めており、これまで魅力的な成功路線を歩んでいる。

直近の3試合では、デオンテイ・ワイルダー、張志磊、マーティン・バコレに対して勝利を収めており、再び世界チャンピオンになるために必要な能力があることを証明している。

今こそがパーカーがボクシング界で最高の賞を手にするための位置を得る最後の機会であり、今回の試合でウォードリーに勝利することが不可欠だ。

ウォードリーのノックアウト力

ウォードリーがリングに上がるとき、1つだけ確かなのはノックアウトが起こることだ。

直近の4つの勝利のうち3つはノックアウト勝ちであり、特に最近の試合では最高のパフォーマンスを見せている。

6月に英国・イプスウィッチのポートマン・ロードでジャスティス・フニと対戦したウォードリーは、試合の大半を支配されていたが、第10ラウンドで突然右ストレートを炸裂させた。この一撃でフニは続行不能となった。

今回の試合ではパーカーの勝利が本命視されているが、ウォードリーはそのノックアウトパワーで試合をひっくり返す恐ろしい実力を持つ。

ホワイトカラーボクシングから世界タイトルへ

ウォードリーのボクシングキャリアはホワイトカラー・ボクシングから始まった。ウォードリーが登場するたびに言及される事実だが、彼のボクシング界での旅はまさに激動の連続だ。

アマチュア経験のないファイターが世界タイトルへの挑戦権の手前にいるなど考えられないレベルのことだ。しかし、ウォードリーは常識を覆し、奇跡を実現している。立ちふさがる挑戦を乗り越えることを証明してきた。

英国ボクシングの最も魅力的な物語の一つは今夜も続き、ウォードリーは元WBOヘビー級チャンピオンを破ってその道を切り開くつもりだ。

アンダーカードでのエキサイティングなマッチアップ

パーカーとウォードリーが拳を交える前に、アンダーカードでもエキサイティングな英国人同士のマッチアップが控えている。スーパーフェザー級のダニー・クォーターマインとロイストン・バーニー・スミスが対戦する。両者ともに無敗の記録を懸けランキングの上昇を目指す。

ボクシング配信予定 | DAZN番組表

日時	タイトル	対戦カード
10月20日（月） 0:00	----	WBCボクシング・グランプリ：準決勝
10月24日（金） 9:00	----	パガン vs モンゴメリー
10月26日（日） 2:00	----	パーカー vs ウォードリー
11月2日（日） 4:30	----	ブアツィ vs パーカー
11月2日（日） 10:00	----	ペロ vs トンプソン
11月9日（日） 4:00	----	GBM Presents: ザ・ハイストスーパーミドル級トーナメント
11月16日（日） 2:00	----	ユーバンクJr vs ベン