ジョセフ・パーカーとファビオ・ウォードリーは、それぞれWBOとWBAのヘビー級暫定王者として、次なる挑戦権を勝ち取った。
現在、絶対王者オレクサンドル・ウシクへの挑戦がかかる中、日本時間10月26日未明、パーカーとウォードリーが英国・ロンドンのO2アリーナで激突する。試合はDAZNからPPV形式で独占生中継される。
33歳のジョセフ・パーカー(36勝3敗、24KO)は、最近の6連勝でキャリア再興を遂げている。特に2月にマーティン・バコレをわずか2ラウンドでTKOした試合が印象的だ。一方、ファビオ・ウォードリー(19勝0敗1分、18KO)も勢いに乗っており、6月にはジャスティス・フニに追い詰められながらも、豪快な右フックで10ラウンドKO勝ちを収めた。
このハイリスクな対戦を前にして、ニュージーランドのパーカーと英国のウォードリーのどちらが優位に立っているのか、3つの観点から分析した。
ジョセフ・パーカーは、ボクシング技術と強力な一撃の両方を兼ね備えたボクサーだ。リズムを大切にするスタイルで、巧みなフェイントやジャブを駆使し、頭部への攻撃を隠しながら相手を攻略する。
このスタイルに対峙するのは、1発で試合の流れを変える力を持ったファビオ・ウォードリーのパワーだ。ウォードリーは接近戦でも冷静にパンチを打てるが、その甘いガードはパーカーが巧みに突く可能性がある。
この点において、優位性はパーカーにある。
アドバンテージ:パーカー
マーティン・バコレ戦では、強烈な右オーバーハンドで相手を2ラウンドKOしたパーカーのパワーが際立った。その36勝のうち24がノックアウトによるものであり、彼の打撃力の証だ。
一方、ウォードリーは1撃で試合を終わらせる力があり、ノックアウト率は94.7%にも上る。
しかし、一流のヘビー級選手で1発で試合を変えられない者はいないだろうか?そうかもしれないが、パワーではわずかにウォードリーがリードしている。
アドバンテージ:ウォードリー
DAZNの「FACE OFF」セグメントで、パーカーは対戦相手を前に「ノックアウトして手を挙げる自分が想像できる」と直接伝えた。さらに「The Final Words Before Fight Night」では「ノックアウトの瞬間はやって来る。自分のやるべきことを楽しみ、知っていることを実行すれば、素晴らしい勝利になる」と自信を示した。
これらの発言は、全盛期にあるファイターの自信を示している。
ウォードリーもまた、自信を持っているが、パーカーとの対戦は彼の実力を証明する絶好の機会となるだろう。経験やメンタルコントロールの面では、パーカーがやや優位に立つ。
アドバンテージ:パーカー
以上の3つの観点で比べると、ヘビー級としては機敏なジョセフ・パーカーは、ウォードリーをポイントやKOで下す能力とパワーを併せ持つ。DAZNニュースがこの対戦においてパーカーを2対1で支持する理由だ。ウォードリーが逆転する可能性もあるが、パーカーが勝利を手にすることができれば、彼がオレクサンドル・ウシクにとって重大な脅威となり得ることをボクシングファンに印象づけるだろう。
| 日時 | タイトル | 対戦カード |
|---|---|---|
| 10月26日(日) 2:00 | ---- | パーカー vs ウォードリー |
| 11月2日(日) 4:30 | ---- | ブアツィ vs パーカー |
| 11月2日(日) 10:00 | ---- | ペロ vs トンプソン |
| 11月9日(日) 4:00 | ---- | GBM Presents: ザ・ハイスト スーパーミドル級トーナメント |
| 11月16日(日) 2:00 | ---- | ユーバンクJr vs ベン |
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