球界を席巻したスピードスターが、驚きの新天地を選んだ。昨季限りでロッテを自由契約となっていた荻野貴司外野手が、チェコ共和国の野球リーグに所属する「ドラツィ・ブルノ」へ移籍することが19日、決まった。40歳にして海を渡る電撃決断に、SNS上のファンからは「おぉ! チェコですか!」「何だかワクワクしますね」と驚きと興奮の声が殺到している。
荻野は2010年にドラフト1位でロッテに入団し、2021年には最多安打と盗塁王の2冠に輝くなど、ロッテ一筋の中心選手としてチームを牽引してきた。通算1146試合に出場し、1143安打、260盗塁、打率.283という輝かしい実績を誇る。昨季は古傷である右膝の状態に苦しみ、16年目で初めて1軍出場なしに終わったが、2軍では34試合で打率.317をマーク。球団からのコーチ就任要請を断り、「まだやり切りたい」と現役続行の道を探っていた。
新天地となるチェコは、2023年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で見せたスポーツマンシップ溢れる戦いぶりが話題となり、日本のファンからも愛されている。かつては元メジャーリーガーの村田透氏らもプレーしたリーグだが、NPBのタイトルホルダーが移籍するのは異例だ。SNSでは「WBCで好印象残しまくった神国家」「いずれ荻野選手に憧れた選手がWBCに出てくると嬉しい」「このレベルの選手がチェコで何を感じ、チェコに何を持ち込むのか超期待」と、その相乗効果を期待する声が相次いだ。
ロッテ一筋16年、ファンに愛され続けた男は不退転の決意で異国の地へ飛び込む。長年支え続けたファンからは「どこに行ってもずっと応援してる!」「チェコでもスピードスターとして頑張って下さい!
」と温かいエールが送られている。40歳のベテランが東欧の地で見せる新たな疾走劇に注目だ。(Full-Count編集部)