2025年のプロ野球シーズンがいよいよ開幕。DAZNでは「#オレをみろ」を今季のテーマに掲げ、選手一人ひとりに注目した動画「1分ストーリーズ」を用意した。プロ野球を描き続ける11球団それぞれの“推し”ライターが、各チームにおける今シーズン注目選手を「オレをみろ」のテーマでコラム計50本以上執筆。その世界観を音と映像で表現する。ナレーションには元MOROHAのアフロ氏を起用。選手たちをより深く知るためのエピソードを、かつてない世界観で体感できる試みとなる。DAZN Newsではその元になったコラムを3月17日から順次公開する。2025年シーズン、誰を推すか準備はできているか? 迷っても、迷わなくても「オレをみろ」。
圧巻にして無双。ドラゴンズのエース、髙橋宏斗。
武器は最高球速158キロのストレートと敵を奈落の底に落とすスプリット。攻撃的なピッチングで相手打者を完全制圧する。
【動画はこちら】#オレをみろ「チームの勝ちがオレの価値」【中日|髙橋宏斗】
だが本当の武器は、飽くなき探究心だ。野球が大好き。考えることが大好き。自分に何が足りないのか、補うにはどうすればいいか。いつだって試行錯誤を続けてきた。
入団1年目は投げても投げても打ち返されて、悔しさに唇を噛んだ。しかし、周囲の先輩たちから貪欲に学び、またたく間に成長を遂げると史上最年少で侍ジャパンに選出された。
ところが2024年はフォームの調整遅れで開幕を二軍で迎える。
「今の考えのままでは、野球選手として終わってしまう」――。
強烈な危機感が髙橋宏斗を変えた。4月に一軍昇格すると9月まで防御率0点台という異次元の成績を記録。シーズンの被本塁打はわずか1。12勝4敗、防御率1.38で最優秀防御率のタイトルを獲得した。
いまやメジャーが熱視線を送る存在だ。「うちの宏斗」から「世界の宏斗」へ。だが、その前にやることがある。エースの責務はドラゴンズを優勝させること。
「3年連続最下位は僕の責任でもある。来季こそ全員で、僕が引っ張るくらいの気持ちを持ってチームを勝たせたい」
今年の目標は、師と仰ぐ山本由伸がプロ5年目で達成した投手4冠。
「誰かがやっているということは、できない数字ではない」
強気で貪欲。迷いながらたどりついた最強の自分が今ここにいる。髙橋宏斗はこう言う。
「投げる試合はすべて勝つ」
文=大山くまお

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