2025年のプロ野球シーズンがいよいよ開幕。DAZNでは「#オレをみろ」を今季のテーマに掲げ、選手一人ひとりに注目した動画「1分ストーリーズ」を用意した。プロ野球を描き続ける11球団それぞれの“推し”ライターが、各チームにおける今シーズン注目選手を「オレをみろ」のテーマでコラム計50本以上執筆。その世界観を音と映像で表現する。ナレーションには元MOROHAのアフロ氏を起用。選手たちをより深く知るためのエピソードを、かつてない世界観で体感できる試みとなる。DAZN Newsではその元になったコラムを3月17日から順次公開する。2025年シーズン、誰を推すか準備はできているか? 迷っても、迷わなくても「オレをみろ」。
ロッテファンの誰もが藤原恭大のレギュラー定着、チームの顔として引っ張る姿を待ち望む。
【動画はこちら】#オレをみろ「勝負のプロ7年目」【ロッテ|藤原恭大】
2018年、甲子園春夏連覇を達成した大阪桐蔭高校の中心打者だった藤原は、同年のドラフト会議で3球団、競合した逸材。「中心選手になるということを目標にしたいです。このチームで優勝したいというのが一番強い。個人の目標もそうですけど、まずはロッテに貢献できるような選手になりたい」と志高く、チームの中心選手になると誓いプロの門を叩いた。
走攻守三拍子揃い、スター性を兼ね備え、ファンは藤原と同じ高卒ドラ1でプロ入りした平沢大河(現西武)、安田尚憲とともに将来はチームの中心を担い、黄金時代を築くことを楽しみにしていた。
プロの世界は甘くない。平沢は現役ドラフトでチームを去り、安田、藤原も入団時の期待値を考えれば、納得の数字を残せていない。藤原は3年目の21年に7・8月度の月間MVPを獲得し、スター街道を走るかと思われたが、好不調の波が大きく、一時的に活躍するがレギュラー奪取とまではいかなかった。
それでも昨季、才能の片鱗を見せた。試合前の打撃練習で「引っ張りになると肩が出たり、試合になったら打てなくなる」とセンターから逆方向に打つことをルーティンのひとつに確立した結果、「好不調の波がなかったのは初めてなので成長した部分」と規定打席に届かなかったものの、打率.290をマークした。
今季に向けては「内容にこだわってやっていければ結果はついてくると思う。自分のやりたいことをしっかりできれば」と自信を見せる。
あとは怪我なく1年間プレーするだけ。「期待されるのも最後の年かなと思っているので、ここで大活躍してロッテの顔になれるようにやっていきたい」。藤原の活躍を夢見てから7年――。本格開花の時を迎えようとしている。
文=岩下雄太

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