ヤクルトの青柳晃洋投手が15日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸5000万円でサインした(金額は推定)。プロ入りから9年間を阪神で過ごし、米球界挑戦を経て昨年7月にヤクルトに加入。チームは最下位に終わったが、2軍でともに汗を流した若手投手陣からは“光”を感じていた。
阪神時代の2022年には“投手3冠”に輝いた実績十分の32歳が言葉に力を込めた。
「本当にスワローズの投手陣もみんな、タイガースに劣らず素晴らしいと思うので、あとは考え方や実績、経験が必要なのかなという部分はありますけど、ものとしてはタイガースに負けないものを持っている投手陣が多いと思う。そういう部分で投手力で勝つチームの、僕もその1ピースに入っていければいい。タイガースと比較するわけではないですけど、ポテンシャルは劣らないものをみんな持っているので、あとは考え方と経験かなと思います」
昨季のチーム防御率3.59はリーグワースト。ファームもイースタン・リーグ最下位に終わり、若手の突き上げは乏しかった。しかし今季巻き返しを図るには新戦力の台頭は必要不可欠。青柳の目には、何かのキッカケを掴めば一気に爆発する可能性を秘めた若武者たちが多く映っていた。
自身はプロ11年目を迎える今季へ「楽しみではありますね。どこまでできるのかもそうですし、自分の過去の実績ではなくシーズンの実績で見せていきたい。過去はもうどうでもいいので、スワローズでの成績を出せるように、スワローズに価値を与えられるように頑張っていきたいなと思います」と強い意気込みを示す。昨季は3試合で0勝2敗、防御率8.10。こんなもんでは、終われない。(町田利衣 / Rie Machida)