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大谷翔平vsスキーンズ…早くもCY賞論争 「なぜ投票しないのか」米記者が指摘した“追い風”

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投手・大谷のサイ・ヤング賞論争が過熱

 ドジャースの大谷翔平投手がマウンド上で圧倒的な輝きを放ち続けている。そんな中、米メディアの間では早くもサイ・ヤング賞の獲得を期待する声が急速に高まっている。

 大谷は13日(日本時間14日)に本拠地で行われたジャイアンツ戦に先発登板。7回を投げ、8奪三振4安打無失点という珠玉の投球を見せ、今季3勝目を挙げた。この好投により、防御率は驚異の「0.82」まで向上。両リーグを通じて唯一の0点台という傑出した数字を叩き出している。

 この衝撃的な活躍を受け、米ポッドキャスト番組「ドジャース・テリトリー」では大谷のサイ・ヤング賞の可能性について熱い議論が交わされた。まずは米スポーツ局「ESPN LA」のマーカス・グラント記者が大谷の安定感を絶賛した。

「(大谷は)13日も7イニングを投げ切った。ほとんど毎試合、安定して6回、時には7回まで投げている。これだけの好投を続けて、(相手に)点も与えていないなら、もはやその投手が誰であろうと関係ないよね。防御率1点未満でサイ・ヤング賞じゃないって、どういうことだ?」

 さらに同記者は、ライバルと目されるパイレーツのポール・スキーンズ投手を引き合いに出し、大谷の優位性を強調した。スキーンズは今季開幕戦で、オニール・クルーズ外野手の稚拙な守備に足を引っ張られ、0回2/3を5失点(防御率67.50)という最悪のスタートとなった。グラント記者は「開幕戦の守備が荒れていなければ、彼の防御率も今頃1点台半ばくらいだったかもしれない」とスキーンズの実力を認めつつも、こう語った。

「でも、防御率が0点台なら、どれだけその状態が続くかは分からないにしても、なぜオオタニに投票しないのか、ただただ分からない

前例のない二刀流が追い風に

 大谷は2024年に前人未到の「54本塁打&59盗塁」を達成。2023年、2024年と2度の本塁打王を獲得した。グラント記者は打者として残してきた実績が、投票者の心理に好影響を与えるとも分析している。

「(サイ・ヤング賞の)投票者たちが、その前例のない珍しさゆえにショウヘイ寄りになるんじゃないかと思う部分もある。(大谷に投票すれば)『オレは、ホームラン王で、“50-50クラブ”唯一のメンバーの彼に投票するよ。ああ、あとちなみに、彼はメジャー最高の投手でもあるんだ』と言えるからね。『この全部ひっくるめた珍しさだけでも、彼に投票するよ』っていう(投票者の)気持ちは、一理あると思う」

 これに対し、番組司会者のクリント・パシヤス氏も同意し、時代の変化を指摘した。

「そうだね。今の(サイ・ヤング賞)投票者たちは、十分若くて成熟していると思う。もしこれが一世代前だったら、昔気質の人たちが『いいや、(サイ・ヤング賞を受賞できる二刀流は)ベーブ・ルースだけだ』とかなんとか言っていただろうね」

 かつての固定観念にとらわれない現代の投票者であれば、大谷の歴史的なパフォーマンスを正当に評価するはずだという見方だ。打席での破壊力のみならず、マウンド上でも「メジャー最高」の領域に達しつつある。サイ・ヤング賞を現実のものとして手繰り寄せ始めている。(Full-Count編集部)