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岡本和真&村上宗隆は「選択肢になりうる」 264発男流出報道で浮上した名門…米報道

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MLB公式サイトが伝えた村上宗隆と岡本和真の可能性

 メッツからFAとなっていたピート・アロンソ内野手のオリオールズ加入の報せは、メジャー移籍を目指す村上宗隆内野手(ヤクルト)、岡本和真内野手(巨人)に影響を与えるかもしれない。MLB公式サイトは、アロンソの移籍がメッツに与える“選択肢”について言及した。

 MLBは10日(日本時間11日)、アロンソのオリオールズとの契約が各球団に与える影響を取り上げた記事を公開。「アロンソがボルチモアに向かい、ブランドン・ニモをレンジャーズにトレードしたことで、メッツの打線には一塁手と外野手に2つの明白なニーズができた」と、メッツ内野陣に生まれた“空白”を紹介した。

「FA市場に残っている一塁と三塁の最高の選択肢はアレックス・ブレグマン(レッドソックスからFA)とエウへニオ・スアレス(マリナーズからFA)だが共に三塁手なので、ぴったりとははまらない。先日ポスティングされた2人の日本人スターがFA選手の中では一塁の選択肢になりうる」と、メッツの一塁手の候補に村上と岡本の名前をあげた。

 メッツの一塁手として活躍したアロンソは今季162試合に出場し、打率.272、38本塁打、126打点をマークし、打線の中軸を担ってきた。打率、打点はチーム1位、本塁打もチーム2位を記録した主砲の流出は痛いが、裏を返せば、村上と岡本を含めた選手にチャンスが生まれたこととなる。

 ウインターミーティング開始以降、カイル・シュワーバー外野手がフィリーズと5年1億5000万ドル(約232億円)で再契約、メッツからFAのエドウィン・ディアス投手がドジャースと3年6900万ドル(約107億円)で契約するなど、FA注目選手の去就が次々と米メディアによって伝えられている。

 米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者は、アロンソは5年1億5500万ドル(約241億4000万円)でオリオールズとの契約に合意したと言及。メッツで通算264発を放った主砲の流出は、村上と岡本の移籍を加速させる可能性を秘めているだけに、今後の動向に注目が集まる。(Full-Count編集部)