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突如現れた26歳“スピードスター” 鷹・周東の4年連続を阻むのは…パの盗塁王を占う

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昨季、パ・リーグで20盗塁以上を記録したのは8人…その傾向は

 パ・リーグでは昨季、ソフトバンクの周東佑京外野手をはじめ、8人が20盗塁以上をマーク。実績では3年連続盗塁王の周東が頭ひとつ抜けているが、その他の選手もトップを狙える実力を秘めている。ここでは、盗塁に関するデータ(二塁への盗塁のみを対象)をもとに、昨季活躍が光った8人の特徴を取り上げる。

 昨季のデータによると、リーグ全体の傾向として、試合序盤の二盗企図が多く、イニングが進むにつれて少なくなっていく。周東は35盗塁のうち19盗塁を初回~3回に記録するなど、序盤から積極的に動いていた。今季の周東も12企図のうち、7回以降に仕掛けたのはわずか2回。相手バッテリーは、試合序盤から中盤にかけて警戒を強める必要がありそうだ。

 点差状況別のデータを見ると、全体的にビハインド時の企図は少なかった。そんな中、昨季20盗塁を記録し、シーズン盗塁成功率10割を誇った楽天の辰己涼介外野手は、ビハインドでも9盗塁を決め、チームを鼓舞した。

 また、打席内投球数別で見ていくと、西武の西川愛也外野手(昨季25盗塁)と滝澤夏央内野手(昨季21盗塁)のデータが目を引く。初球の企図が4割前後を占めており、積極的な走塁を披露した。一方、ロッテの高部瑛斗外野手(昨季20盗塁)は、4球目以降の企図が65%を占め、相手の隙をじっくりと見極めてから仕掛ける傾向にあった。

 昨季20盗塁以上を記録した8人以外では、オリックスの渡部遼人外野手の成長が目立つ。成長著しい26歳は、昨季は2盗塁も、今季は周東に次ぐ9盗塁をマークしている。同じ二盗でも仕掛けるタイミングなど、選手によってさまざまな特徴がある。俊足の選手が出塁した際には、相手バッテリーとの駆け引きに注目することで、野球の楽しみも広がるはずだ。(「パ・リーグ インサイト」データスタジアム編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト)