日本プロ野球名球会の公式YouTubeチャンネル「名球会チャンネル」が10日に更新され、球界のレジェンドが2025年シーズン総括&2026年を展望した。和田一浩氏は、昨季セ・リーグを独走した阪神の懸念点を指摘した。
今回の動画では内川聖一氏、アレックス・ラミレス氏、和田氏、高津臣吾氏、小笠原道大氏、野村謙二郎氏、山本昌広氏が出演した。進行を務めた山本氏から昨年の日本シリーズについて話を振られた和田氏は事前に「5分5分かなと」分析していたが、阪神については「6番以降がうまくはまらなかった。日替わりで出た選手というか、下位打線が全く止められたじゃないですか」と敗因を指摘する。
それにより「ピッチャーも楽できた。上位打線に対してすごく集中できたというか。ソフトバンクはそこの穴という部分がなかったと思うので、そういう意味では点差以上に、取るべきところでソフトバンクは点を取ったかなという風には思いますね」と振り返った。
そして話は、両リーグの王者の強さは2026年シーズンも続くのかどうかへ。ラミレス氏は、ソフトバンクはしばらく王朝が続くと断言。3軍からもスター選手を輩出する育成力が圧倒的だとした。和田氏もソフトバンクの強さを認め、「やっぱり隙がない」とした。しかし阪神に関しては「ちょっと年齢的な部分で……」と言葉を濁した。
「成熟されてはいるんですけど、その切り替わりというか」と和田氏。自身がプレーしていた中日やその後の巨人は「世代交代ができなかった」と反省。「やっぱ勝ち続けるってすごく難しいと思って。タイガースは確かに2026年も優勝候補ではあると思うんですけど、その他のチームにも十分チャンスはあるんじゃないかなという風に思います」と話した。
一方で、広島の監督も経験のある野村氏は「タイガースは、勝ち方を覚えていった時に、今の若手やクリーンナップを打ってる人かがリーダー的になってチームが行けば、それを見てまた他の選手も育ってくる」と分析。今季以降も阪神の強さは「当分続くかなという風に。大ゴケはしないと思います」と見た。
2026年シーズンは3月27日にセ・パ同時開幕する。果たしてペナントを制するチームはどこになるだろうか。(Full-Count編集部)