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2024 NFLドラフト:注目プレイヤートップ10 | NFL

Tayyib Abu
2024 NFLドラフト:注目プレイヤートップ10 | NFLDAZN
【NFL】2024年NFLドラフトで上位指名されそうなプレイヤーは誰だろうか?指名順位とともに予想した。
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NFLレギュラーシーズンもクライマックスを迎え、20チームがプレーオフ進出の望みをつないでいるが、既に2024年のNFLドラフトに目を向けているクラブもある。

ドラフトには類い希な才能を持つ選手たちが名を連ねる。2024年の候補選手は近年随一の才能を持っているとする声もある。10番目までの指名権を持つチームは、ポテンシャルの高いスーパースターやゲームチェンジャーを指名することに躍起になっている。以下、DAZNが選ぶ注目選手を、その予想指名順とともに紹介しよう。

1位 - シカゴ・ベアーズ(カロライナ・パンサーズから移譲):ケイレブ・ウィリアムズ(QB)南カリフォルニア大学

NFLで現在最も低迷するカロライナ・パンサーズだが、2024年のドラフト指名権を昨年シカゴ・ベアーズへ移譲している。コミッショナーのロジャー・グッデル氏がドラフト開始を宣言したら、最初にベアーズが指名することになる。

最近になってジャスティン・フィールズのパフォーマンスは上がっているものの、契約延長が間近に迫っている。新人クォーターバックをチームに迎えることでコストを抑えつつ、今後4年間で評価と発掘の機会を持てるわけだ。

南カリフォルニア大のケイレブ・ウィリアムズは、クォーターバックのドラフト候補の中で群を抜いていると言える。ESPNのアナリストを務めるダン・オルロフスキー氏は「パトリック・マホームズやカイラー・マレーに匹敵する」と評している。闘争心をむき出しにしつつ豊富な運動量を持ち、かつ直感的なプレーの冴えるウィリアムズは、春には最初にクォーターバックとして選ばれるべき人材だ。シカゴの再建に火を点け、GMのライアン・ポールズが選んだクォーターバックとして輝きを見せるだろう。

2位 - ワシントン・コマンダース:ドレイク・メイ(QB)ノースカロライナ大学

ワシントンがウィーク18でダラス・カウボーイズに敗れれば、全体2位の指名権を手にすることになる。コマンダースは近頃、若手クォーターバックのサム・ハウエルをベンチに置きがちだ。好不調の波が目立ち、エラーしがちなプレーが影響し、将来のキャリアに疑問符がつき始めている。

コマンダースはおそらく新しいヘッドコーチを迎えたいと考えており、新しい指揮官は自らのクォーターバックを欲しがるものだ。ノースカロライナのドレイク・メイは、がっしりとした体格に強力な腕力を持ち、闘争心を込めたプレーを見せる。ケイレブ・ウィリアムズと同等の才能を持つメイは、ワシントンに新たな活気をもたらすだろう。

3位 - ニューイングランド・ペイトリオッツ:マイケル・ペニックスJr(QB)ワシントン大学

ヘッドコーチのビル・ベリチックについては今後が不確かだが、ニューイングランドのクォーターバック事情ははっきりしている。マック・ジョーンズはもはや先発ではなくなり、ベイリー・ザップもまだ先発の座を得るには不十分だ。

ワシントンのマイケル・ペニックスJrがその答えとなる可能性がある。23歳ながらも経験豊富なペニックスJrは、デュアルスレッドな能力と大舞台での実績を備えている。さらには月曜日にワシントン大を全国優勝に導く可能性がある。勝利とMVPレベルのパフォーマンスでドラフト時の評価を一層高めるかもしれない。

4位 - アリゾナ・カージナルズ:マービン・ハリソンJr(WR)オハイオ州立大学

カイラー・マレーが復帰し好調を維持しているカージナルズは、クォーターバック以外で最良のプレイヤーを指名する道を選ぶかもしれない。オハイオ州立大のワイドレシーバー、マービン・ハリソンJrは、ドラフトで手に入る最高のオフェンスプレーヤーだ。

プロフットボール殿堂入りを果たしたマービン・ハリソンを父に持つハリソンJrは、トップレベルのボディコントロールと卓越したキャッチング技術を兼ね備えている。2度オールアメリカンに選出され、フレッド・ビレトニコフ賞を獲得するなど、顕著な才能の持ち主だ。ハリソンJrの加入はアリゾナのパス攻撃に新たな勢いをもたらすかもしれない。

5位 - ニューヨーク・ジャイアンツ:ジェイデン・ダニエルズ(QB)、ルイジアナ州立大学

ハイズマン賞の栄誉を手にしたジェイデン・ダニエルズが、ニューヨーク・ジャイアンツにとって理想的な候補選手かもしれない。ダニエルズは2023シーズンに著しい成績を残した。40回のタッチダウンパスを成功させ、さらに10回のラッシングタッチダウンを記録した。ダニエルズは真のデュアルスレッドQBであり、APカレッジフットボール最優秀選手賞やジョニー・ユナイタス・ゴールデンアーム賞などの数々の受賞がそれを物語る。

ジャイアンツのQB事情は決して良好とは言えない。ダニエル・ジョーンズは前十字靱帯の負傷で長期離脱を余儀なくされ、ルーキーのトミー・デヴィートはまだ経験不足、ジャーニーマンのタイロッド・テイラーは将来への答えとは成り得ない。ダニエルズが最も正解に近いかもしれない。

6位 - LAチャージャーズ:ジャレッド・バース(DE)フロリダ州立大学

カリル・マックがキャリアの終盤に差し掛かり、ジョーイ・ボーサが重傷を負っている中、チャージャーズのパスラッシュには革命が必要だ。フロリダ州立大のジャレッド・バースは速攻を得意とし、攻撃的なプレーと無尽蔵の運動量持ち合わせるパスラッシャーだ。

チャージャーズのディフェンスは今シーズン、パスラッシュが安定していない。バースの若さと能力はこのユニットに活力をもたらすだろう。

7位 - テネシー・タイタンズ:ローム・オドゥンゼ(WR)ワシントン大学

テネシー・タイタンズは間違いなく、今後のドラフトで破壊力のあるオフェンスプレーヤーを選出する必要がある。2022年にAJブラウンのトレードに踏み切って以来、テネシーのパスオフェンスは凡庸さを露呈している。ワシントン州立のローム・オドゥンゼが、テネシーのパスオフェンスに新たな次元をもたらすかもしれない。

高いキャッチ力とエンドゾーンでの得点感覚を持った大型レシーバーであるオドゥンゼは、今シーズン13回のタッチダウンを記録し、チームを全国選手権へと導いた。若手QBのウィル・レヴィスはプレーメーカーを求めており、オドゥンゼはまさに記憶に残るプレーを生み出すプレーメーカーだ。

8位 - ニューヨーク・ジェッツ:JCレイサム(OT)アラバマ大学

ジェッツのオフェンスラインは今シーズン、大きな動揺に見舞われている。怪我と不安定なパフォーマンスが続くジェッツだが、40歳のアーロン・ロジャースがアキレス腱の負傷から戻ってきた今、ラインの改善は急務だ。

プロ仕様のオフェンスで培った、確かなブロッキング技術を持つレイサム。横に広い体躯と力強さが、守備選手に対して途方もないチャレンジを投げかける。レイサムを迎え入れることで、ジェッツのオフェンスラインは新たな息吹を得て、安定したプレーを提供できるはずだ。

9位 - アトランタ・ファルコンズ:ボー・ニックス(QB)オレゴン大学

クォーターバックの問題がアトランタ・ファルコンズの2023シーズンを曇らせた。テイラー・ハイニッケとデズモンド・リドラーの両名は先発起用されていたが、そのパフォーマンスは合格とは言えず、ベンチを温める時間が増えていった。

アトランタのオフェンスには才能豊かなプレーヤーが揃っているが、QBの平均以下のプレーがファルコンズの足を引っ張っていたと言えるだろう。オレゴン大のQB、ボー・ニックスが、アトランタの攻撃に必要な要素を埋めるかもしれない。ニックスはまさに純粋なアスリートであり、驚異的なパス能力を有している。

10位 - シカゴ・ベアーズ:キーオン・コールマン(WR)フロリダ州立大学

敏捷な動きと卓越したハンドリング、ボディコントロールを身につけたキーオン・コールマンは、競り合いの要所でその真価を発揮する。ウィル・レヴィスが高いボールや競り合いを得意とすることを考えれば、コールマンはシカゴの攻撃陣にまたとない魅力を加える存在となるはずだ。レッドゾーンで信頼の置けるターゲットとなるだろう。

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