JLPGAツアー第32戦の「富士通レディース」が14日（金）、千葉県千葉市の東急セブンハンドレッドクラブ（6689yd/パー72）で開幕する。3日間競技で賞金総額1億円、優勝賞金1800万円。
昨年覇者は富士通所属のホステスプロ・古江彩佳だ。降雨により最終ラウンドが中止となり、36ホール終了時点でトップに並んだ勝みなみと3ホールによるストロークプレーのプレーオフに突入。1打差で勝利を収め、アマチュア優勝を成し遂げた2019年以来の大会2勝目になった。
米ツアーを主戦場にしている古江は、7月の「ニッポンハムレディスクラシック」以来になる国内ツアー今季2試合目の出場だ。8月の「スコットランド女子オープン」ではルーキーイヤーで劇的な米ツアー初優勝を挙げるなど世界で活躍する22歳が、母国でどんなプレーを見せるのか。
そんなディフェンディングチャンピオンと同組なのが、8月の「全米女子アマチュア選手権」で日本人37年ぶりに優勝したアマチュアの馬場咲希だ。2週間前の国内メジャー「日本女子オープン」では11位タイでローアマチュアに輝き、今月の国体では東京都の代表として団体戦優勝に貢献した。将来的な米ツアー参戦を目標に掲げる17歳が、古江以来になる史上8人目のアマVを狙う。
先週の「スタンレーレディス」で今季2勝目を挙げた小祝さくらは、昨年にプレーオフ敗戦した勝と川崎春花と初日同組になった。賞金&ポイントレースでトップを走る山下美夢有は、賞金ランク2位から逆転で2季連続の女王戴冠を目指す稲見萌寧と同組で、先週惜敗の菅沼菜々を交えて最初の18ホールをプレーする。
来季の米ツアー出場権を懸けた予選会へのエントリーを明らかにした西村優菜は、岩井千怜、植竹希望とのペアリングになった。
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