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菊地絵理香がPO決着 ”V争い幻”上田桃子のメジャー制覇に期待| ニトリレディス | JLPGA

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菊地絵理香がPO決着 ”V争い幻”上田桃子のメジャー制覇に期待| ニトリレディス | JLPGADAZN
【ニトリレディス】天候に左右された大会の優勝争い。菊地絵理香がプレーオフの苦手意識を払拭し今季初優勝をマークした。上田桃子の優勝争いは幻に終わったが、好調をキープ。悲願達成へ向かう。
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JLPGAツアーの2023シーズン第25戦「ニトリレディス」は27日、北海道小樽市の小樽カントリー倶楽部(6695yd/パー72)で最終ラウンドをスタートしたが、雷雲接近のため中断。天候回復が見込めず中止となり、第3ラウンド終了時点でトップにいた菊地絵理香、申ジエ、岩井明愛がプレーオフを戦い、菊地が今季初優勝を挙げた。

最終組が折り返しの9番(パー5)をプレーしていると中断を告げるホーンが鳴った。午前10時26分。首位タイで出た菊地はバーディーチャンスにつけていたが、首位とは2打差をつけられていた。全選手がクラブハウスに引き上げると中断時間は5時間ほどに及んだ。結局、天候回復が見込めないことから最終ラウンドの中止が決定。優勝決定は第3ラウンド終了時点のトップ3選手に絞られた。

相手は海外メジャーでポイントを稼いでメルセデスランキング1位に立った申に、若手でツアーをけん引する岩井姉妹の姉・明愛。菊地にとってプレーオフは過去4戦4敗。2015年「日本女子オープン」では三つ巴のプレーオフは、最終的に一騎討ちになったチョン・インジ(韓国)と4ホールを戦った。夕闇の中で最後はパーパットを外して終戦。苦い記憶の数々が残っている。

小樽CCでの勝負は17番(パー3/170yd)を使った一発勝負。最初にティーショットを打った申はピン上5mにつけた。続く菊地は6番ユーティリティーでグリーン手前にショート、岩井はグリーン左手前のバンカーにつかまり目玉に。

岩井は難しいバンカーショットから寄せられず、パーは限りなく厳しい状況に。菊地はアプローチを1.5mまでしか寄せられなかった。申が圧倒的に有利な状況で放った下り傾斜のバーディーパットは、想定以上のスピードで転がり1.5mオーバーした。元世界ランクの名手も苦笑いを浮かべるほかなかった。

先に申が返しのパットを外した。ウィニングパットになった1.5mのスライスラインを読み切った菊地は驚いたような表情で拳を握った。今大会の優勝は、同じく地元の北海道で制した昨年7月の「大東建託・いい部屋ネットレディス」以来のツアー通算6勝目。メルセデスランクは13位に浮上した。

そして最終ラウンドの中止によって幻の優勝争いとなったのが、上田桃子だ。首位と1打差の4位で最終ラウンドを迎えていた上田は、9ホールを終えて4つ伸ばす好プレーを見せていた。7番では長いバーディーパットを沈めるなど首位タイに浮上。サンデーバックナインへ向けてエンジンをかけていたときに天候が急変した。

今大会初日は5ホールを終えた時点で悪天候順延となったため、30度を超える2日目は31ホールのプレーを余儀なくされた。天候に振り回される大会となったが、37歳のベテランは「やりたかったけど、こればかりはしょうがないですね。覚悟はしていた、天候のことなので」と潔く言った。

国内ツアーでは今季18試合の出場で予選落ちが一度もない。5月の「RKB×三井松島レディス」は首痛、7月の「楽天スーパーレディース」は熱中症のため棄権したが、いずれも予選を通過した後だった。出場試合を絞りつつ、確実に結果を残す。出場試合数が若手と比較すると少ないため、ポイントランキングは15位にいるが、平均ストロークは70.3959で全体4位とやはり一線級だ。

次のターゲットは9月7日に開幕する「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」(長崎県・パサージュ琴海アイランドゴルフクラブ)だ。悲願の国内メジャー初制覇を期待したい。

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