■グループB
グループBで首位を走るのは全勝中のフランス。だが、11日はフランスの試合はないため、2位以下のチームが潰し合うこととなる。そんな中で2位オランダは4位アイルランドと激突。オランダは前節、久々の無失点でゲームを終え、主将のフィルジル・ファン・ダイクも手応えを口にする。得意の5バックが機能しつつ、前線にはコーディ・ガクポ、ドニエル・マレン、シャビ・シモンズといったタレントもいるだけにアイルランドに遅れを取ることは許されない。
そのオランダに0-3と敗れたギリシャは最下位のジブラルタルと対戦。4試合で無得点の4連敗中のチームが相手となり、白星は絶対条件だ。
■グループE
全5チームが4試合を消化し、1位チェコから4位モルドバまで3ポイント差と団子状態にあるのがグループE。注目は2位アルバニアと3位ポーランドの直接対決。ポーランドは直近のフェロー諸島戦で2-0と勝利したものの、73分のPKまで得点はなし。19本のシュートを放ちながらも2得点にとどまった。絶対的エースのロベルト・レヴァンドフスキ頼りは変わりなく、粘り強く戦ってくるアルバニア相手で難しい戦いとなることが予想される。
■グループG
東欧諸国がひしめき合うグループG。首位はハンガリーで、2位セルビア、3位モンテネグロと続く。世界的に有名な選手はドミニク・ショボスライのハンガリーだが、8日には2位セルビアを2-1と撃破。本大会出場をぐっと近づけた一方で、2位セルビアは今節リトアニア戦へ。アレクサンダル・ミトロヴィッチやドゥシャン・ヴラホヴィッチ、フィリップ・コスティッチら戦力は十分だが、それが噛み合うかどうかが課題。レジェンドであるドラガン・ストイコヴィッチ監督の手腕に期待だ。
■グループH
全チームが5試合を終え、グループHではフィンランドが首位。2ポイント差でデンマークとスロベニアが追う。今節はフィンランドとデンマークの直接対決を控える。注目は今予選6ゴールを挙げるラスムス・ホイルンド。今夏に加入したマンチェスター・ユナイテッドではまだ真価を発揮できていないが、代表で好パフォーマンスを見せてイングランドへと戻りたい。
第6節日程（9月11日開催）※日本時間
【グループB】
アイルランド vs オランダ（3:45）
ギリシャ vs ジブラルタル（3:45）
【グループE】
フェロー諸島 vs モルドバ（1:00）
【グループG】
モンテネグロ vs ブルガリア（1:00）
リトアニア vs セルビア（3:45）
【グループH】
カザフスタン vs 北アイルランド（10日22:00）
フィンランド vs デンマーク（1:00）
サンマリノ vs スロベニア（3:45）
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