シメオネ「CLレアル・マドリード戦後、数日間は気持ちが荒んでいた。正当な負けだとは思っていない」 | ラ・リーガ

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29日のラ・リーガ第29節、アトレティコ・マドリーは敵地RCDEスタジアムでのエスパニョール戦に臨む。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、残留を争うエスパニョールへの警戒感を表している。

「ラ・リーガはどんな試合だって難しい。全チームが良いプレーを見せ、悪いチームなど存在しない。それぞれに良い時期、当たっている時期があり、ディテールが成否を分けているんだよ」

「エスパニョールはとりわけホームで競争力が高いチームだ。マドリー、ジローナ、アトレティックとの試合を覚えているよ。彼らのコレクティブなプレーは見事だね」

首位バルセロナと勝点7差、2位レアル・マドリーと勝ち点4差で3位につけるアトレティコ。ここから逆転優勝を果たせる可能性について問われたシメオネ監督は、次のように返答している。

「思うに、シーズンは最後の5試合で決まる。可能性を残してそこまで辿り着ければ、目標のために戦うことができるだろう」

アトレティコはインターナショナルウィーク前、チャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメント1回戦でレアル・マドリーに敗退に追いやられ、さらにラ・リーガのバルセロナ戦で2-4の敗戦を喫した。その2強との試合を振り返ったシメオネ監督は、PK戦でFWフリアン・アルバレスのゴールが取り消されたCLダービーについて、いまだ敗退に納得がいっていない様子をうかがわせている。

「マドリーとの2ndレグは私たちが勝ち、PK戦で敗れた……。その後の数日間は気持ちが荒んでいたよ」

「私はあの敗退に打ちのめされた。正当だったとは思っていないからだ」

「バルセロナ戦については、私たちは努力を振り絞ったものの、相手の力が優って2-4とされてしまった。とにかく、私たちは戻ってきた。今回のインターナショナルウィーク、自分はアルゼンチンの育った場所に戻って、エネルギーを充電してきたよ」

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