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【レビュー】バスケ日本代表はチャンスメークに苦しみカナダに完敗「相手どうこうよりも自分たちのミス」|女子バスケットボール日本代表

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【レビュー】バスケ日本代表はチャンスメークに苦しみカナダに完敗「相手どうこうよりも自分たちのミス」|女子バスケットボール日本代表(C)Getty images
【女子バスケットボール日本代表 レビュー】女子バスケットボール日本代表は23日、FIBA女子バスケットボールワールドカップ(W杯)の第3戦でカナダと対戦し大会2連敗を喫した。
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セルビア戦に続く完敗で1勝2敗、グループリーグ敗退の危機

オーストラリアで開催中の女子ワールドカップを戦うバスケットボール女子日本代表は、グループリーグ3試合目でカナダ代表と対戦。ロースコアゲームに持ち込まれ、自分たちの持ち味を出すことができないまま56-70で敗れた。

日本の先発は宮崎早織、東藤なな子、赤穂ひまわり、髙田真希、渡嘉敷来夢。立ち上がりは渡嘉敷の3ポイントシュート、髙田がドライブで得たフリースローで5-0と先行する。試合開始4分はカナダを無得点に抑える好ディフェンスを見せたが、日本もその間に得点が伸びておらず、ロースコアの展開に持ち込まれていたという意味で、カナダのペースだったのかもしれない。

開始5分でオコエ桃仁花が個人ファウル2つでベンチに下がり、チームファウルが4つになって強く当たれなくなったところから、カナダに流れが傾いた。フリースローを与えて逆転されると、ディフェンスの強度が下がるだけでなく積極性も失ってしまった。

第2クォーター序盤は東藤、宮崎が思い切ったドライブから個人技で得点し、平下愛佳の3ポイントシュートも決まって追い上げたが、個人で良いプレーがあってもチームとしての良いプレーが続かない。第2クォーターのラスト4分半は日本が良いシュートチャンスを作れずに個人技の得点も止まる一方で、カナダはピック&ロールからゴール下を強引に突くパワフルな攻めから得点を連発。0-13のランを浴び、25-41と突き放された。

日本の攻めは外でボールを回すばかりでディフェンスのズレを作れない。個人でのペイントアタックはあっても、ディフェンスを引き寄せてからのキックアウト、というチームオフェンスが出ず、ガード陣では唯一、山本麻衣がその意識を持っていたものの、彼女自身のシュートが決まらずリズムができなかった。

「一つミスが起きると慌ててしまう」

後半の立ち上がりもカナダ優位は変わらず、点差が20へと開く。オコエの連続3ポイントシュートが飛び出すも、良いプレーの後に簡単なミスが出て、思うように点差を詰められない。第3クォーター終了時点で22点差。第4クォータもカナダが大崩れすることはなく、多少の反撃はあったものの相手のセーフティーリードを崩すことができずにタイムアップとなった。

高さと強さで押し込まれてカナダに2点シュートを50%と高確率で決められた上、リバウンドでも劣勢に立たされた。日本の生命線である3ポイントシュートは35本中6本成功のみ。数は打ったもののオープンのシチュエーションを作って打てた本数は多くなく、シュートタッチよりもチャンスメークに課題が残る。パスの出し手のミスが目立つが、ボールを持っていない選手がマークを引き離す動きもできておらず、個人ではなくチームとしての連動に乏しいことが大きなネガティブ要素となっている。

チームリーダーの髙田によれば、セルビア戦からの修正点は「早く打ちすぎた、無理に打っていたところがあるので、動きを作りながら攻めること」。それでも「自分たちの簡単なターンオーバー、リバウンドで点差を離されたし、リズムをつかめなかった。一つミスが起きると慌ててしまう、落ち着きがなくなってしまう。そこは自分たちに足りないところ」と課題を語る。

「プレッシャーを掛けられている時はミスを誘えている。やはり自分たちのミスが原因で、それをどれだけ減らすかが重要。そこを修正できれば勝つチャンスはあると思っています。相手どうこうよりも自分たちのミスをなくし、リバウンドを取り切ること」

残る2試合はフランス、オーストラリアと強豪が相手。連戦が続く中で攻守ともに大幅な改善がなければ、グループリーグ敗退の可能性も出てきた。

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