JLPGAツアーの2023シーズン第2戦「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント」は、9日に高知県香南市の土佐カントリークラブで開幕する。今年から4日間競技となり賞金総額は2000万円アップの1億円で争われる。
前年大会は台湾のサイ・ペイインが、最終日に首位から初優勝を目指した植竹希望との4打差を逆転。1打差の2位に西郷真央ら4人がひしめく混戦を制し、大会コース記録になる通算13アンダーで初優勝を飾った。
前週の米女子ツアー「HSBC女子チャンピオンズ」（シンガポール・セントーサGC）で3位になった古江彩佳が出場し、大会を盛り上げる。予選ラウンドに古江と原英莉花と同組で回り主役の座を狙うのは、特別協賛する明治安田生命と所属契約を結ぶ勝みなみだ。
次週の今季第3戦までJLPGAツアーに出場し、その後は今季から主戦場とする米ツアーへ向かう。今後もスポットで日本の試合に出場するだろうが、まずはホステス大会で恩返しVをファンに見せたいところだ。
開幕戦で2季ぶりの復活優勝を遂げた申ジエ（韓国）も優勝候補のひとり。2017、19賞金女王の鈴木愛、同じく今季から米ツアーに参戦する西村優菜と予選同組になった。
年間女王の山下美夢有は小祝さくら、明治安田生命所属の小倉彩愛と同組で迎える。シーズンをまたいで連勝を狙った開幕戦は上位争いに顔を出せず、24位とやや不発に終わった。女王奪還を目指す21年大会覇者の稲見萌寧は開幕戦を2位と好スタート。2戦目でトロフィを掲げ、さらに勢いをつけたいところだ。
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