トッテナムは8日、ヨーロッパリーグ準決勝2ndレグでボデ/グリムトとアウェイで対戦。ドミニク・ソランケとペドロ・ポロのゴールで決勝進出を果たし、今月末にプレミアリーグのライバルであるマンチェスター・ユナイテッドとファイナルで激突することとなった。
ホームでの1stレグを3-1で勝利したトッテナムは、アスプミラ・スタディオンでの一戦で、互いに主導権争いが繰り広げられる中、両者決定機まで持ち込めない立ち上がりを過ごす。徐々にホームチームが攻勢を強める中、スパースが集中した守備でゴールを許さず。ゴールレスで後半へ。
後半に入っても膠着状態が続いた中、スパーズは63分に左からロメロが頭で折り返したボールをD・ソランケが右足で押し込んで、重要な先制点を奪った。
さらにスパーズは69分、右サイドに展開された流れの中で、P・ポロが右足でファーサイドにクロスを供給。これがゴール方向に向かうと、左ポストを叩いてそのままゴールに。この2ゴールでボデ/グリムトの希望を消し去った。
トッテナムは5月21日にビルバオで行われる決勝戦で、マンチェスター・Uと対戦。ヨーロッパタイトルと来季のCL出場権を争うこととなった。
GOALではアスプミラ・スタディオンでトッテナムの選手たち、監督を評価する。
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グリエルモ・ヴィカーリオ(6/10):
前半のフリーキックから良いセーブを見せた。時間稼ぎでイエローカードを受けた。
ペドロ・ポロ(8/10):
前半早々に遠距離からのフリーキックでゴールを狙ったが、決まらず。その後、幸運なミスで再びゴールを射抜いた。その他の場面でも堅実なプレーを見せた。
クリスティアン・ロメロ(7/10):
周囲の選手をうまくまとめ、鋭いタックルで仕掛けた。
ミッキー・ファン・デ・フェン(7/10):
必要な場面で得意のスピードを発揮した。
デスティニー・ウドジェ(7/10):
最終局面で追加の選択肢を提供し、守備でも良い働きをした。
イヴ・ビスマ(8/10):
この夜のトッテナムで最も優れたミッドフィールダーで。時折守備にも参加し、攻撃を牽引した。
ロドリゴ・ベンタンクール(7/10):
守備面で多くの貢献をし、ルーズボールも的確に処理した。
デヤン・クルゼフスキ(7/10):
調子は最高ではなかったが、ポロのゴールをアシストした。
ブレナン・ジョンソン(6/10):
守備面で良い働きを見せたが、終盤にはタックルで警告を受けた。
ドミニク・ソランケ(8/10):
良い突破でトッテナムを前線に押し上げ、ゴールを決めるための適切な位置にいた。
リシャルリソン(4/10):
良いポジションを取ったが、チャンスを最大限には活かせなかった。
マティス・テル (6/10):
コーナーキックからの良いクロスがソランケのゴールにつながった。
パペ・サール (6/10):
中盤で安定した守備を披露した。
アンジェ・ポステコグルー(8/10):
チームはボデ/グリムトを封じ込め、後半に2ゴールを奪って勝利を確実にした。今月末に控える大一番で結果を出す必要がある。