新王者は予想通り、やや鈍い出だしとなり、開始4分で失点。そこから38分にヤマル、45+5分にフェルミン・ロペスのゴールで逆転までもっていったが、50分に追いつかれ、80分に勝ち越しを許した。
最後に交代カードも駆使して反撃シーンもあったバルセロナだが、ゴールを奪い切れず、ホーム最終戦だった優勝決定後のリーグを勝利で飾れず。ビジャレアルは来季のCL出場権を確保している。
GOALではこの一戦に出場したバルセロナの選手、そして監督を採点する。
マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(4/10)
先発復帰戦で苦戦。3失点目は足を滑らせ、うまく対応できず。
エリック・ガルシア(7/10)
(ジュール・)クンデの代わりとして安定したパフォーマンス。交代で退く際は観客からの拍手に包まれる。
パウ・クバルシ(5/10)
マルティネスと並んで違和感なくプレー。相手から幾度かボールを奪うシーンも。
イニゴ・マルティネス(6/10)
総じて良いプレーを披露。最終的に3失点を喫した守備陣の一人になったが、得点チャンスも。
ジェラール・マルティン(6/10)
前半は静かなプレー。ハーフタイムで(アレックス・)バルデと交代に。
ガビ(6/10)
中盤で静かだったが、求められたときに粘り強くプレー。敗れたものの、攻撃陣を支えた。
フェルミン・ロペス(8/10)
攻撃的MFとしての役割を自信をもってこなす。ハーフタイム目前で見事なシュートから勝ち越しゴールを決めた。
ペドリ(7/10)
中盤で鋭く動きを披露。だが、指揮官からプロテクトされ、後半に(フレンキー・)デ・ヨングと交代した。
ラミン・ヤマル(9/10)
リオネル・メッシ以来の大きな才能として崇拝される理由を改めて示す。もはや自身の形となる流れからゴールを決め、ハットトリックも狙えたか。
ロベルト・レヴァンドフスキ (4/10)
キリアン・エンバペとリーガ得点王を争うなか、静けさが漂う夜に。交代を告げられると不満げな姿も。
ハフィーニャ(5/10)
レヴァンドフスキと同じく試合の流れに入っていけず、ビジャレアルのゴールを脅かすようなシュートもほとんどなかった。
アレックス・バルデ(6/10)
途中出場後、ビジャレアルの決勝点を阻止できず。
フレンキー・デ・ヨング(7/10)
ハーフタイム明けから出場後、積極果敢に中盤を支配。相手の中盤にプレッシャーをかけ続けた。
パウ・ビクトル(5/10)
15分のプレーになるなか、特に目立った活躍を披露できず。
エクトル・フォルト(5/10)
ビクトル同様、出場後は目立った活躍なし。
ダニ・オルモ(N/A)
ラスト5分間の出番に。
ハンジ・フリック(5/10)
勝つのを引き換えにしたか、明らかに若手にチャンスを与えるのを優先。