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シメオネ「アトレティコが100%の力を出しても…レアル・マドリーとバルセロナには届かない」

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【欧州・海外サッカーニュース】アトレティコ監督シメオネ、ジローナ戦前日会見。

21日のラ・リーガ第17節、アトレティコ・マドリーは敵地モンティリビでのジローナ戦に3-0で勝利した。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、チームがアウェー戦でも好成績を収められるようになったと手応えを口にしている。

ホーム戦8勝1分け、アウェー戦2勝3分け3敗とアウェーで実力を発揮できないでいたアトレティコだが、このジローナ戦は盤石の内容で勝利。13分に主将MFコケが強烈なミドルシュートを突き刺して先制すると、38分にMFコナー・ギャラガー、92分にFWアントワーヌ・グリーズマンが加点して勝ち点3を獲得した。

試合後会見に出席したシメオネ監督は、次のように感想を述べている。

「チームはホームの外でも進化している。守備、攻撃の両面で決定的なプレーを見せる回数が増えたからだ。私たちは試合を通して、ポジティブな結果を手にするためのプレーを見せることができた」

「私たちにはまだ伸び代がある。今日のようなプレーを続けるなら、調整を続けていかなくてはならない。そうでなくては、君たち(報道陣)が嫌いなプレーに逃げなくてはならないからね」

アトレティコではここ最近、FWアレクサンデル・スルロットが好調を継続。この試合でもポストプレーやDFラインを飛び出す動きでチームの攻撃を牽引した。

「彼は私たちにとって、本当に大事な選手だ。おそらくここ最近は、彼自身も自身の重要さについて実感しているだろう。彼は走り、ラインを破る……。グリーズマンやラスパドーリとはまた違う利点を与えてくれているよ」

シメオネ監督はまた、レアル・マドリーとバルセロナのスペイン2強とアトレティコの間には、まだ距離があることを強調。2025年の振り返りを求められ、こう返答している。

「昨季、私たちはチャンピオンズリーグでしっかりと競争に取り組んでいた。ラ・リーガでは決定的な一押しが足りなかった。私には考えを強めていることがある。それは様々な状況によって、たとえ100%の力を尽くしてもマドリーとバルサには届かないということだ」

「私たちは110%の力を出さなくてはいけない。アトレティコは、100%では届かない道を走っているんだ」