ミラノに本拠を置くインテルとミラン。イタリアを代表する名門同士が、今季のスクデットを占うミラノダービーに挑む。
セリエAでは昨年10月のラツィオ戦以降負けなし(11勝3分け)と破竹の勢いで勝点を積み重ね、首位を走るインテル。序盤戦こそミランやナポリの後塵を拝したが、1試合未消化の現在で3位ミランに勝ち点4差と、連覇へ向け快走を続けている。
そして迎えるミランとの大一番。ワールドカップ予選を戦ったエースのラウタロ・マルティネスやアレクシス・サンチェス、ケガがちのホアキン・コレアなど前線の選手のコンディションに不安もあり、新加入のロビン・ゴセンスも間に合わない可能性が高い。それでも冬に実力者を加え、選手層はイタリア屈指だ。「あの選手が不在だから……」ということは起こり得ないだろう。
攻守両局面どの場面を切り取っても、なかなか穴が見つからないのが今のインテル。しかし、チームを司るマルセロ・ブロゾヴィッチには徹底マークが予想されるため、ビルドアップでは少し変化が必要となりそうだ。かみ合わせ上フリーになりやすい両脇のセンターバックとウイングバックをどう使うか、そして相手のサイドバックをどう封じるか、この辺りが試合の鍵を握るかも知れない。
チームのエンジンである24歳。常に走り続けてピッチ上のあらゆる場面に顔を出し、小柄だがボール奪取能力も抜群。ビルドアップだけでなく、チャンスメイク力も高く(今季8アシスト)、求められる仕事ほぼ全てをこなせるイタリア代表だ。ブロゾヴィッチが消される可能性が高い中、彼の役割はより重要な一戦となるだろう。今後のイタリアを担う彼とサンドロ・トナーリのマッチアップは必見だ。
GK:ハンダノヴィッチ
DF:シュクリニアル、デ・フライ、バストーニ
MF:ドゥンフリース、バレッラ、ブロゾヴィッチ、チャルハノール、ペリシッチ
FW:ジェコ、マルティネス
序盤戦は素晴らしい成績を残していたが、離脱者続出もあってやや失速。直近2試合も勝利なく(1分け1敗)、1試合消化が多いながらもインテルに4ポイント差をつけられている。今回のダービーは、11シーズンぶりのスクデット獲得へ向けて勝利が必須の大一番となる。
シーズン最大の大一番と言っていい今回の一戦だが、核となる選手を数人欠くことに。ズラタン・イブラヒモヴィッチ、シモン・ケアー、フィカヨ・トモリ、アンテ・レビッチの欠場が濃厚。ステファノ・ピオリ監督は、主力4選手不在の中で頭を悩ませているかも知れない。
とはいえ、前線のプレスからショートカウンターを狙うスタイルは成熟しており、自陣にこもって耐えることは望まないはず。これまで通り人がよく動く守備と攻撃で、インテルを押し込みに行くことが予想される。そんな中で、キーマンであるブロゾヴィッチを潰すこと、さらに最大のストロングポイントであるラファエル・レオン=テオ・エルナンデスの左サイドでいかに仕掛ける場面を作れるかが重要だ。
バレッラと共にイタリアを担う21歳。ブレシア時代はアンドレア・ピルロ氏と比較されたように“レジスタ”タイプだったが、今季のミランでは守備面での成長が著しい。体を張ってユニフォームを汚すことも厭わない。今のチームは前線でプレスを掛けて追い込み、彼の周辺でボールを奪う形が確立されつつある。彼のパフォーマンス、プレー強度が試合の結果をそのまま反映することになるかも知れない。
GK:メニャン
DF:カラブリア、カルル、ロマニョーリ、テオ・エルナンデス
MF:トナーリ、ベナセル、サレマーカーズ、ディアス、レオン
FW:ジルー
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